創作のためのアイデア発想

ブックマークしている人が非常に多いサイト。

創作のためのアイデア発想術
http://www.asahi-net.or.jp/~UL1F-HK/idea.html

ネット柄?創作する人って多いんでしょうかねぇ。創作以外の目的で読む人もいそうではあるが。

このような内容はおそらく、作家の経験により自動的に身に付くものであり、読んだからといって実践できるものかというと、なかなかそうはいかないことが多いだろう。特に、論理で制御しすぎないよううったえている部分などは、頭で意識しながら実践することではない気がする。

参考になりそうなこと

メモの取り方や、発想の方法などは、実際に試してみると面白いかもしれない。

それ以外は、興味本位で読んだり、自分との共通項を見つけたり、それは違うと心の中で呟くために読むのが良さそう。

閃きの活用について

最初に当該サイトを発見した段階で、大半の内容を一気に読んでしまった。思わず頷かせてくれる内容も多く、つい自分にも重ねて考えてしまう。

私自身は、枕のすぐ近くにペンとメモを常に用意しているが、それ以外では常備しているという感覚がない。メモを携帯していることは多いのだが、使ったことがほとんどない。一日の大半をPCの前で過ごしているからかもしれない。

閃きはいついかなる時でも発生しうる貴重な財産なのだが、これを常に活かそうとすると気が休まらずストレスになりやすい。たとえば、野球を観ながらビールを飲んでいるときにでも、全然無関係のことを思いつくことはある。しかし、ビールを飲んでいるタイミングは、己の判断で選んだ脳の休息時間であり、閃きを活用するために使用する時間ではないと自分に言い聞かせて、わざわざそのアイデアを消去するのだ。これは、脳を休ませる目的があるというよりはむしろ、自分の中に創作作業とそうでない時間の区別をはっきり認識させたいという意識の表れである。私は、これによって閃きを捨てることを“勿体ない”とはそれほど感じない。

一度消滅したアイデアは、ほぼ再起してくることはない。しかし、同程度の質を持った異なるアイデアなら、いつでも浮上するという自負心のようなものがあるために、割り切っているのだ。アイデアそのものはいつでも浮かぶから、古いアイデアとごちゃまぜにして飽和状態になってしまうことの方が怖い。

酒の席で浮かんだ閃きは、むしろ同席者との肴にすることを考えた方が、自分のためになることが多い気がする。あ、でも、野球を観るときに同席する人と盛り上がれるアイデアは浮かばないなぁ。