ブラウザの色とフォントを固定する

IE7にもFirefoxにも、ページの色とフォントを固定にする機能がある。存在は知っていたのだが、どこまで便利な機能なのかは知らなかった。

この機能に関して言うと、FirefoxよりIEの方が使いやすい。設定が分散していないぶん。

Firefoxスタイルシートを抜く方法は知っていたが、スタイルシートを抜いてしまうと、ブロックや画像に対する回り込みまで無効になってしまうから、ページ左右のメニューが消えてしまう。そればかりでなく、リンク画像の周りに無用な矩形が追加されて、かえってうるさく見えることがある。

だが、色とフォントだけを固定すると、大部分の文字系サイトがとても快適になる。あらゆるビカビカな(あるいは真っ黒な)サイトは、たったの二色で表現されるシンプルな世界に変わる。もちろん、サイトで設定している文字色の変更や文字サイズの変更なんて知らん顔だ。背景は真っ白。文字は真っ黒。だけどリンクはちゃんと色が変わる。これだけで読みやすくなるサイトのなんと多いことか!

これだけ便利ならきっと、この固定化機能を利用している人は、それなりにいるに違いない。今後、さまざまなページの配色を考えるときの参考にしよう。

やや……!? 私の熊恭太郎雑記も、この機能を使用して背景を白に、文字を黒に強制した方が見やすい。IE7Firefox両方とも良好だ。現在の当雑記はメイリオに慣れるためとはいえ、ちょっと文字と背景が濃すぎるとは思っていたのだが……、この際、デザインをこのシンプルな形に合わせてみようかなぁ。

読みやすいと言えば、先日いただいたTB元のブログ「きのこに媚薬。」(id:lovepotion)の配色とレイアウトがとても読みやすい。