エロサイトを見たってニヤニヤしない!
「そのイヤらしいページ、機内で見ないでくれます?」と、CAが猛抗議中
http://www.gizmodo.jp/2008/09/ca_1.html
隣の席の人が、いきなりノートPCを開いて、目も当てられないページばかり見てニヤニヤしてたりしたら、もうたまりませんものねぇ…
私はこの記事にもの申したい。
エロサイトを見ているときにニヤニヤなんかしない。真剣かつ無表情に決まってるだろう。エロの遭遇と収集は、時間と技術と運の勝負なのだ。
道を歩いているとほんのたまに、びっくりするほどイイ男やイイ女に遭遇することがあるだろう?そして彼・彼女と少しでも会話を交わせたらきっと、その日のあなたは幸せな一日を過ごせるだろう?
それと同じで、よきエロとの出会いは貴重であり見逃せぬ一大イベントなのだ。しかもエロの周りは罠だらけ。そんなときに鼻の下を伸ばしながらデヘヘーっと眺めることなんてできない。
ニヤニヤするのは楽しいサイトを見ているときか、歯の浮くような恋愛シーンを見ているときのどちらかだ。
私が思うに、モニタを見ながら眉間に皺を寄せて、気むずかしそうに考るそぶりを見せるサラリーマンが危ない。スーツの下では葛藤が渦巻いているかもしれない。
このリンクはクリックすべきか。アドレスの保存のみにとどめるべきか。あと何分で消えてしまうだろう。近くにはさらに関連サイトがあるはずだ。認証パスワードはなんだっけ。新しいタブを開いて少しずつスクロールさせればグロを見ずに済むかもしれない。ドラッグ&ドロップで保存できるだろうか。ダウンロードツールを起動して予約だけでも。他人が触るマシンだから人目につかないフォルダを作り、あとでこっそり回収せねば。ブラウザのアクセス履歴を消す覚悟はできているか。クッキーとJavaScriptの設定を確認しろ。ディスク容量は大丈夫か。開く前に音声のボリュームを最低に落とさねば。
さまざまな想いが一瞬のうちにぐるぐると頭をよぎる。そんなときにヘラヘラ笑う余裕はない。
ぜひご理解をいただきたい。エロ探しは真剣勝負なのだ。惰性でウェブサイトを眺めるだけの兄ちゃんにできる芸当ではない。