久しぶりに決着した巨人

日本ハム田中幸雄選手ってまだ現役だったのね……。

15年くらい前だろうか。友人と観に行った東京ドームの日ハム西武戦で、すぐ後ろに座っていた中年女性が「ユキオちゃーん!頑張ってー!!」と叫んでいたことを思い出す。田中は、当時から日ハムの星だった。ただ、我々は西武を応援していたから、耳障りなことこの上なかった。試合中、ユキオちゃんコールが続いていたから……。


日 5 - 6 巨。三日連続で延長戦引き分けなど、これまでの野球観戦経験上、見たことがなかった……。いい加減決着を!!と思いつつ見ていたが、四戦目で巨人が辛勝。

これで巨人が負けていればそれはそれで面白かった気もするが、正直な所、日本ハムはチャンスに弱すぎる……。ミスも多い。まぁこの辺は巨人も同様だが、ホームランが多い分、チャンスの有無が関係なくなる瞬間が確かにある。今日の場合、そのあたりがモノをいったのかも。

延長ラッシュの間、久保・林・木佐貫がよく踏ん張った。結局肝心な所はほとんど抑えきり、負けだけは回避する結果となったのは、この三名が踏ん張ったからだと思う。いや正直なところ、延長部分はテレビ中継されないから、コントロールの良さとか球威とか、全然チェックできていないのだ。たぶん、調子が良かったから抑えきったのだろう。

何にせよ、勝負がついてくれてほっとした。12回まで行くと確実にテレビ中継が終わってしまうし、速報ページまたはラジオを追い続けるのが大変で、結果の確認が翌朝になったりする。これまでが長かった分、明日は短めで終わって欲しい。


さて、全チームでロッテが40勝一番乗り、楽天が40敗一番乗り。パ・リーグは全然順位が動かないが、セ・リーグの変動ぶりはなかなか。中日が不振、変わってヤクルトが首位争いをするようになった。セは拮抗している。

戦いぶりを見ると今年は、両リーグ中、ロッテとソフトバンク以外は、締まりのあるいい試合を見せてくれるチームがない印象。交流戦が終わっても、いまひとつしっくり来ない時期が続きそうな予感だ。