トラックバックを欲しがるとき

Yahooトップのニュースからリンクが張られ、関心が高いようだ。

眞鍋かをり「読まれるブログ」の極意を語る
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0507/20/news061.html

トラックバック数が一エントリに600。凄いですなぁ。私のサイトなんて、70日で6か7しかない。10日に一つというペースで、今後も落ちていく可能性は高いでしょうな。

トラックバックを欲する人とそうでない人

「読まれるブログ」を書きたい人にとっては、それなりに参考になる記事なのかもしれない。だけど「酷いこと」を書く人は、そもそも読まれるブログなど最初から目指していないと思う。

  • ブログに参加する人が多いのは、他者の積極的な干渉を恐れず、自分の言葉で気軽にメッセージを書き置きしておくことができるシステムであることが一因に挙げられる

これを動機にブログ参加している人が大半であるように思える。ほとんどの人はトラックバックが欲しいとは思っても、そこに努力を注いでまで欲しいとは思っていないんじゃないかなと。みんながTB欲しさに努力を始めたら、ブログ界は様々な意味で大変なことになる。

というか、そういう競争に類するものが見え隠れしたり、気を遣う頻度の高い世界を避けるために、私なんかはmixiでの活動を控えているわけで。

やはり多くの人にとって、ブログはメモ帳や落書き帳の類なのだと思う。

…まっ、実際に調査したわけではありませんが。

自分と他人で共感できたときの効果の高さ

結局、ここまで考えて、私もその程度の理由で雑記を書いていることを思い出した。個人的な思考をメモにしたものに対してコメントをもらおうなんて微塵も思ってないし、トラックバックなど絶対にもらえないものだと思っていた。

だけどこれは、逆についても言えるのだ。

他人の記事も、自分の思考と同じレベルで読める。ほとんどの人は、コメントやトラックバックなど期待していない。その上で書き殴っているのだ。そこにはキツイ皮肉や嫉妬、悪意が感じられることもあり、無関係なはずの自分の胸が痛むこともある。だからこそ、逆に共感したときは非常に嬉しくなる。なにせ、語っている人はそれが本音である可能性が非常に高いのだ。誰にも気を遣わずに書かれた裸の文章。そこに自分がヒットしたときの嬉しさ。

もちろん、文章の裏にある筆者の感情を読み取る力はある程度必要だが。

コメントが欲しいときにはSNSに行く?

mixiでは、本音は引き出せない。そして、リスクも高い。他人の裏を考えながら行動し、自分も気を遣わねばならない。それはそれで一つのコミュニケーションではあるが、私の場合、そういう活動の中心は一応、葦葉製作所というサークルに置いているし、私生活でも十分経験できる。

トラックバックやコメントを求めて記事を書きたくなったときはきっと、mixiなどのSNSにこの身を移していることだろう。だけどそこに載せる記事はきっと、トラックバックやコメントをもらうための記事が主になるはずだ。

現状のSNSへの意見についてちょっと納得

話はずれるが、やはり現在SNSに関しては、多くの人が素直に受け入れられない精神的な弊害が多いと感じる。日本人に多いという意見があるが、ちょっと納得。

それと性差もありそう。mixiをツールとして国民全員に配ったとき、利用する率が高いのは女性の方じゃないかな。理由をいくつか列挙したが、長くなりそうなのと、非常にネガティブな発想から思ったことなので今日はこの辺で止めておこう………。

それと、改善できそうな点はぜひ考えてみたい。mixiの場合はそれ以前の問題(サーバの重さやデザインの問題)があり、そもそもβバージョンのようだから、まだスタートラインにすら立っていないと感じる。いずれスタートしたら、あらためて考えていきたいことが多い。