メモツール「XTMemo」その後の使用感

XTMemoというフリーソフトを使い始めて日数が経過した。

これ、凄いイイ。シンプルさを活かせる人にはかなりイイ。

きっちり整理する癖を付けている人ならば、ツリー機能のないメモツールなんぞ目もくれないのかもしれないが、階層を掘り下げて整理したり、ダイヤグラムで管理する手法が不毛に感じ始めた（というか続かない）私にとって、XTMemoはこの上なく幸せなツールである。

それと、メモしておきたいHTMLページなどのファイルを、内部のデータフォルダにファイルコピーして持っておく機能があることも便利に感じる。作業マシンがネットワークに繋がっていない私の環境では、とてもありがたい機能だ。

今年見つけたベスト・オブ・フリーソフトかも。

私は、ハードディスクの中身も、アイデアも、ブラウザのブックマークも、階層を整理して成功した試しがない。何をしても長続きしないか、後から見るとゴチャゴチャに見えてしまい、新たな整理体系を作り直してしまう。

どうも、階層を掘るときに使用するキーワードの選定にかかる労力を体が嫌っているようだ。きっちり考えようとして、時間がかかり、長続きしなくなる。

何となく、プログラムを制作する上での「名付けに悩む変数」にぶつかったときに似ている。アイデアのメモはプログラミングではないので、厳密さを求めることにはそもそも向いていないのだろう。

たぶん、パッと書いてみて、最終的にゴミになった情報は、ゴミのまま放置しても気にならない構造を欲しているのだと思う。

全然まとまっていない。

Windows98で使用していると、時折落ちたり、システムのエラーメッセージが表示される（条件は限定できていない）。XPでは問題なし。公式サイトを見ると、XP SP1以外ではチェックしていないようなので、これは仕方ないのかな……。
画面解像度800×600で使用していると、テキスト部分のエリアが非常に狭いと感じる。ウィンドウ上部のメニューの下に空白の領域があるので、そのへんを詰められたらいいなぁ、なんて感じた

開発環境を想像するとこのへんは仕方ないのかも。まぁ要望は要望であるし、だめもとでまとめてお願いメール送ってみようかな……。