昭和20年8月6日ドラマ

本日、TBSで「広島・昭和20年8月6日」というドラマが放映される。「さとうきび畑の唄」のスタッフが云々、と書かれているのであまり期待はしていないのだが、録画しつつ、見てみようと思っている。いい意味で期待が裏切られることを期待したい。

涙そうそう」は個人的に好きな曲で、夏川りみ版のCDをだいぶ前に購入してあり、今でもたまに聴いている。しかし、広島の生活や原爆とどういう繋がりがあって採用されたのだろう?「さとうきび畑」の場合、タイトルに繋がりがあるから、まあ分からないでもなかったが。

それと、詳しくは知らないが、朝6時半の段階で、TBSでやっていた番組の中で「まだ監督が映像編集中」というような話をしていた。このドラマ、まだ未完成ということか……。


先に、アニメ映画「はだしのゲン」を。終戦特集ということで、無料視聴ができる(CMが入っているが、一通り見られる。うちのFirefoxではなぜか見られなかったので、IEで見た)。実は、個人的にアニメ版を見るのは初めてなのだが、これを機に見てみたところ、良質と感じた。

http://www.gyao.jp/anime/syusentokusyu/


さて、TBSのドラマの方は終了。まぁ役者は責められないけどね…戦争映画としては評価できないレベル。

  • ドラマ要素は平凡、反戦要素は強引、原爆や戦争を伝える資料としては中身がゼロに近い。このため、平凡な恋愛・人情ドラマ、という見方をすれば見ることはできると思う
  • 見ていて、原爆投下に至るまでのストーリーが冗長で、テーマが明確に伝わってこなかった(なんのドラマを見ているのか認識できなかった)。8月6日というタイトルには疑問を感じる
  • 最後の西田敏行の演技はグッド。でも、時すでに遅しというか、関わっている部分が弱すぎる
  • 中身が伴っていないので、番組最後の戦争の記憶を訴えるメッセージが、少々むなしく感じられた
  • 最後、エンディングテーマが流れているときに表示された写真を使用してドキュメンタリーを作ったり、これを参考にした演出を施したドラマにした方が、よほど訴える力が高まったように思う
  • あるいは、恋愛・人情ドラマ主体で終始するならそれはそれでいいので、その場合、最後の資料写真はむしろ蛇足。しかも流れている曲(涙そうそう)と、画がまったく合っていない。選曲もしくは使いどころに疑問あり

深夜、スターウォーズのアニメ?がやるようなので、そちらの録画のために録画データはたぶん削除かな……。WebのTV番組表見るまで気づかず見逃すところだった…危ない危ない……。