親戚の引っ越し準備

明日、親戚が自宅の三階から一階に引っ越しをするので、その手伝いに行く予定。らしい。

………。

なんか不思議な感じもする。自分の家の三階から一階に引っ越すってどんな感じなんだろう?

これまでは一階を他人に貸し出していたらしいのだが、それが返却されたので、地面から遠くて不便な三階より一階に居を構えようということらしい。

だけど、災害対策としてはどちらかというと三階の方がいいと思う。近くには川があるから洪水が怖いし、最近は地震も怖い。建物は鉄筋なので、とりあえず埋もれなければ生きていられるはず。

人間、より低いところに住みたい気持ちを誰しも持っているのかも。

もちろん、その前にあるものは利便性なのだろうけど。どんなに遠方の土地が被災しても、自分のところにはまさか来ないだろうという気持ち、誰しも持っているのものなのかもしれませぬ。

……で。

手伝いに行くのはいいんだけど、着ていくものはどうしよう?

ホコリ作業になるから作業服みたいなものがいいんだろうけど…そんなものはもっていない。

ということで、ジャージを着ていこうかと思ったのだが…あわあわ。電車に乗っていくんだそうで!なにぃ!?くぅ〜っ、ワシには無理だワイ!耐えられん!

ふむ。最初から着ていくのではなくて、着替えとしてジャージを持っていく?うむむ…それもひとつの手ではある、が…。

もしジャージが一人だけだったら、バッグを抱えて途方に暮れてしまうかもしれない。なんか浮いちゃいそうだし。挙げ句の果てに「そのバッグ、何のために持ってきたの?」なんて聞かれたり。チクショウ、お前らも着替えろよと。

もちろん気にせず着替えることができればいいのだが、当日は女の子も集まってくる。男一人でジャージに着替えるところを見られるのは癪だ。妙に情けない感じがする。気合いを買われてたくさん仕事させられたらどうする?

そんなわけでさっきから何時間も悩んでおります。何を着ていこう?

夕食を食べながら、野球を見ながら、メールを書きながら、ADVを作りながら、用を足しながら、仲間が制作したゲームの動作確認を行いながら、雑記を書きながら……考えることといえば延々と服のことばかり。普通、ジャージ、普通、ジャージ、普通、ジャージ、普通……。

思考の堂々めぐり。エネルギー浪費しまくり。嗚呼、人生に無駄が多いですなぁ、我ながら。