急に役に立つようになったスパムキラー

kumashige2006-12-10

先日、McAfeeのスパムキラーについて、役に立たないと書いた。

まもなく契約期限の切れるMcAfeeだが、最近になって大きなバージョンアップがあった。そして、急にメールのタイトルに「[SPAM]」というキーワードが付くようになり、しかも大半のスパムメールに対してこれが機能しはじめた。メーラーの設定を弄って、[SPAM]をキーにゴミ箱に振り分けるようにして、あっけなくスパムメール問題は解決。これはグッド。

画像は、初めてその機能を確認した時に撮っておいたスクリーンショットで、このときは新着の62通すべてに[SPAM]のキーワードがついていた。これでこそセキュリティソフトを導入したかいがあったというもの。できれば購入直後からこうなって欲しかった。まもなく数年間におよんだMcAfeeとの契約が切れてしまうというのは残念だ。

一方、自動ウィルスチェッカーの方は簡単にオンオフできなくなってしまったので、頻繁に機能を制御したい人にとってはマイナス点だ。

Googleの検索結果ひとつひとつにデータベース検索を行い、問題があるサイトについて警告を発するという試み「SiteAdvisor」も面白い。私の個人サイトや、サークルのサイトにはすでにグリーンマーク(問題なし、を表す色だと思う)が灯っており、ダウンロードできる体験版ゲームの仮想的なインストール結果やウィルス/スパムチェック結果などが、ブラウザ上で報告される(ただし文字化けしている)。どこまで役に立つのか分からないのと、改善の余地はあるものと思うが、現時点では面白い試み、と素直に感じられる機能ではある。

全体としては機能アップしたと思う。


以下の画像は、McAfeeのSiteAdvisorという機能を使用して、Web上で公開されているモジュールに対して各種チェックをかけた結果を表示したところ。


サイトにアップされているモジュールのチェック依頼を出してから検査結果が報告されるまで、何日かかかるようだ。ということは、すでに誰かがサークル作品のいくつかに対して、McAfeeにチェック依頼を出していたということか。

自作品についても(バージョンアップするので、寿命の短いバイナリだが)、テスト的に依頼を出してみることにした。