フィギュアスケートの採点
親がいつも言うこと。フィギュアスケートの大会やニュースがあるたびに。
- 荒川静香が五輪で金をとれたのは、運良く二位の選手が転倒したから
- 採点者が浅田真央をえこひいきするから、安藤美姫が金をとれない
- (今日は安藤選手が優勝したが)フリーの得点は浅田の方が上だった。またえこひいきしてる
今週も、フィギュアスケートの番組を見ながら、何度も何度も繰り返し言い続ける。真偽はともかく、どうしても彼女らの活躍を、運とえこひいきの理由に絞りたいらしい。演技の間くらい、静かに観賞しろよと言いたくなるが、それとはともかく。
似たような話は、シンクロナイズドスイミングでもよく出る。採点基準が分かり辛い競技は、こういうネタを生みやすく、知識のない我々には真偽の確認が難しいから、妄想を膨らませてこの手の話をエスカレートさせていく。その結果、繰り返し繰り返し、まるで既成事実のように呟いてしまうのだ。
でもまぁ、私が採点したら、確かにそういうことも往々にしてあるだろう。顔やスタイルの好みが影響したり。あ、だけどそうすると、男子の採点が難しくなってしまうか。キャラクターでいうと、織田選手と高橋選手はどっちも好印象だし……うーん。
そういえば男子については、今大会で日本人選手が活躍したことで、来年の大会での参加枠が増えていくそうで。今までは、男子フィギュアスケートでメダルをとるなんて考えられなかったから、とてもいい傾向だ。今後の大会では、男子フィギュアスケートで日本人が上位に食い込めるという意味でも、楽しみになってくる。