検査受けない頑固なオヤジ

数日前から父の体温が下がらない。数日間、四十度近い発熱が続いた挙げ句、血尿まで出る始末。病院に行ったら、入院と検査を勧められた。

ところが何をトチ狂ったか、「尿路結石を二度もやってる。どうせ今回も同じ」と本人が検査を拒否している。

だが、発熱が伴う血尿は今回が初めてとのことで、それっておかしいんじゃないの、という話になっている。

というか信じられん。私なら心臓バクバクで検査に行く。自分の血尿を見た時点でどんな病名が出てくるのか空恐ろしくなると言うのに。検査しないなんて。

まして彼の場合、団塊世代の年齢、高血圧、ヘビースモーカー、酒飲みととにかく成人病に弱い条件が揃っているのだ(体重だけはそれほど多くない)。これで自宅療養のみで体調の回復を待つつもりだなどと……狂ってるとしか思えない。

で、思い当たる病気といえばどんなものがあるか調べてみた。腎盂腎炎、膀胱炎、腎臓癌、膀胱癌、前立腺癌、尿管結石。ええい、これだけ聞いても検査受けんのか。

以下のサイトを見つけた。

血尿に対する心構え
http://www1.ocn.ne.jp/~miyakoda/ketun4.htm

肉眼的血尿の場合は、系統だった検査である程度の結論、見通しを得るために直ちに泌尿器科専門施設への受診をお勧めします。血尿が止まったからと言って何の解決にもなりません。万一癌の場合取り返しがつかないことになります。

どうせ死ぬなら再来年以降にしてくれよ。今年じゃまだ早いぜオヤジ。

誰か何とか言ってやってくれ……。