やあ、パエッタ君(銀河英雄伝説)
『わが往くは星の大海』
映像が古いですなあ。初劇場アニメながら、銀英伝アニメファンの間では評価が高いらしい。
まあ、私が銀英伝などカケラも知らなかった時代のアニメだから、古くもなるわい……。
雑誌の「月刊コミックリュウ2007年11月号」に、付録としてこのDVDが付いているらしいと聞いた。アマゾンはASIN:B000VOF1CW。普通はレンタルで十分だろうけど、リメイクされる可能性はないことを考えると、貴重といえば貴重かな。
…と、ユーチューブちらっと見たら自分も見たくなった。DVD引っ張り出すか……
「銀英伝というとボレロ」というイメージを生み出したコンテンツってこれ? 戦闘時の音楽にちっとも合わないのに、ゲームじゃいつも「ボレロ」なんで、不思議に思っておりました。
それにしても、惑星レグニッツァ上空戦、アニメだと互いの兵力の大きさがさっぱり分かりませんな。
「やあ、パエッタ君。今回はご苦労だったね」
パエッタ中将が好きで仕方がない。名前が可愛すぎると思いませんか。
- 「ヤン・ウェンリー准将、この艦隊の指揮官は私だ」
- 「ヤン提督はイゼルローンで帝国軍の別動隊と対峙している。うかつに動ける状態ではないぞ」
同一人物の言葉とは思えない。
アニメでの扱いは寒いですが、階級で逆転された若いヤンを疎んではいないんですよねえ。なんだかんだ言って、同盟軍屈指の、働きがいのある位置にいた提督。セリフ量も同盟軍の提督の中ではとても多い。
刑務所の暴動で死なせてしまったのは惜しい。まあ、あれは嫌われキャラ掃除用のイベントだから仕方がないか。
パエッタをゲームで遊びたいときは、銀英伝5,6あたりの戦術ものがいいだろうね。面倒くさいからインストールしないけど。部下にヤンがいるってのは凄い。
ミュッケンベルガーにも似たところがあって好きだ。
- 「スカートの中で育った大将のお出ましか」
- 「あの孺子(こぞう)、いやローエングラム候は紛れもなき政戦両略の天才、舐めてかかると手ひどい目に遭いますぞ」
退任したあとどうなったんでしょうねえ。貴族特権は奪われただろうから、あの体格ならドカタでもやって余生を過ごしたかもしれない。あるいはハチマキして寿司屋でも開いたかもしれない。
ゲームについては難しい。ミュッケンベルガーはパエッタと違い、戦術的に表に出ることが少なかったので遊びづらい。
銀英伝5,6あたりでは確かIFシナリオで活躍する。けど、配下が貴族連合軍だからなあ。同情する。
素直に銀英伝4EXで司令長官やりますか。