ウソくさい節約術

聞かれもしないのにマイ節約術を語る行為ってたぶん「自慢」の部類にはいるのだと思う。自分がいかに得をしているか、そして環境に配慮しているかを他人に示すことで自尊心を満足させるのだ。

まぁそれが悪いとは言わないけれども、それを聞かされる人によっては節約しろしろと迫られているような気になって、辟易とした時間をお過ごしになられている方もいらっしゃるようだ。

というわけで今日は私がそれをやろうと思います。こうやって怪しい節約術を披露してほくそ笑む一方、いざ投稿するとなると恥ずかしさに頬が紅潮するわけだ。

書き始めてやっぱり後悔しはじめたけど、書いた分を無駄にしないよう一気に突っ走ろう。最初の投資が呼び水になって大損を招く。太古からの法則であります。

家庭菜園

家庭菜園の成果は以前ちょこっと紹介したことがある(http://d.hatena.ne.jp/kumashige/20060626/1151318662)。

家庭菜園は趣味を兼ねなければできないが、趣味を兼ねることができれば絶大な効果を上げる。頑張れば月あたり数万円相当の食料が手にはいるため、効果の高い節約だ。

節約というより労働に対する報酬であるという事実は忘れてください。「都合の悪いことには目を瞑るのが節約の成功術である」と、かの哲学者カント様がおっしゃった事実はありませんが、私が言っています。

入手できる野菜は季節ごとに偏るので、春は菜の花とパセリ、夏はトマトとキュウリ、冬はレタスとほうれん草といったように、徹底して特定の食材を食べ続けなければならない。

ハマると、人の顔よりもでかい椎茸が手に入るとか、物干し竿より太いネギに倉庫が占有されるとか、ソフトボールよりでかいセロリの塊が千個くらい余るとか、そういう水準になります。

ウォシュレット

便座そのものは暖かい必要がないので、蓋をしめるより電源を切っておい方がいい気がする。うちは蓋を閉めるところまで。私は厚めの便座カバーが乗っていればOK。

ノートパソコン

デスクトップPCよりノートPCの方が電力節約になるのは間違いない。もちろん、ノートPCを購入するために金がいくらかかったかを計算してはいけない。

それ以前に、こういう文章を書くためにパソコンに電源を入れていること自体がムダではないか。パソコンで趣味を謳歌するなんて無駄もいいとこ。そこに気づいてしまった人には殺意を抱くかもしれません。

使わない家電のコンセントを抜く

パソコン周りではコンセントの根本でスイッチをオン・オフできるテーブルタップを採用しているので、いつも電源を切るとそれをオフにします。こうすればパソコンの周辺機器すべてに待機なんたらの電気が行かなくて済む。

ただ、この手のテーブルタップは高価なことが多いし、実際高価だった。

厚着をして暖房器具を使う量を減らす

厚着をしてストーブをあまり使わない。灯油代金が高いので、最近ではよく言われるようになった節約術である。(この記事は真冬に書かれました)

私は以前から暖房の節約を、無意識のうちにやってはいた。というか石油ストーブを長時間使うと部屋の空気が汚れるので、それが嫌なんですな。ついでにコタツも体調を崩しやすくなるため使いません。節約というより健康のためだ。

その結果、寒くなって風邪をひいたことがある。

洗濯に風呂のお湯を使う

最近の洗濯機は便利なもので、自動的に風呂のお湯をくみ上げて使ってくれる機能が搭載されている。うちではこれを積極的に使用している。でもお湯をくみ上げるために使う電力計算まではしたことがない。いいやもう、どうでも。