栄養の偏り

休日の多い時期だが、その影響もあってか養分が偏っている。

家族が二人増えて以来、食料の保存サイクルが狂って、食事できる時間帯と在庫量が変わってしまったためだ。

例えば米の量。前夜、朝食こみで炊くべき分量が正確に分からないので、多すぎたり少なすぎたりする。少なすぎれば誰かの朝ご飯が餅に変わるか、主食が無くなったりする。多すぎれば少しだけ余るので、その分が次の食事に持ち越され、その量が中途半端だから昼ご飯や夕ご飯の米の量があからさまに減るのだ。

どうも調子が狂うので一週間、過剰に炊いてみたところ消費量が急増した。世間の不況などいざ知らず、我が家の台所は大量消費社会の縮図となっている。だけど以前の通りに戻したらやっぱりお腹が空きやすい。

全体的なズレが、米だけでなくビールの在庫(私はほとんど飲まないが、父や妹が不満を漏らす)や、即席ラーメンを調理する頻度、菓子を買う量となって現れるのだ。家族の食生活が変わってしまった。

ちなみに昨日の私の朝食は、シフォンケーキに柿ピーです。ご飯をもう一度炊くのが面倒くさいので、最近やたら在庫量の多い菓子を消費することにしたのです。ああ、こんなだらしがないことをやっているから調子が出ないんだ、くそう。

見方を変えよう。ケーキはパンのかわりと思えばいい。生クリームが乗っているから牛乳つきだ。柿ピーの構成は煎餅とピーナツだから、餅と納豆のかわりと思うことにしよう。これで、きちんとした朝食だったということで。