のえる基地での雑談・その2
なぜ前日のタイトルは「怪しい会話」なんだろう。
気にされた方々(別にいないと思いますが)、全然怪しくなんてなかったのでご安心を。
というわけで、今日はタイトルを変更。
売れる同人作品、話題作
売れたり売れなかったり。あるいは、作品制作の段階で、売ることを気にしていなかったり。金銭のやりとりの起こる世界だけに悲喜こもごも。もしくはストイック気分に。これも同人の醍醐味の一つなのかもしれないな、とも思う。
同人ショップなんていう、同人制作者には味方になりえる存在があることを知ったのは何年前か……。あまり昔という気がしない。
売れるか売れないかに関して言うと、これら同人ショップの存在が大きなキーになっているね、なんて話をした。特に、パッケージデザインの影響は非常に大きいだろう、なんてことも。
私は状況により、デザインを気にしてみたいと思うこともあれば、んなもん二の次、楽しいかどうかじゃ、なんてこともあり。面白いゲームが必ず売れるとは限らない、という考えは、昔から持っていて、割り切っている。
話題作に関しては、『Fate』『ひぐらしのなく頃に』が挙がる。後者は私も半分程度はプレイしたと思う。ただ、先の、売れる売れない話に当てはめると、彼らは特殊なケースだべ、なんて話もした。
はて、特殊ってどういうことだろう。
なぜこちらの作品がヒットするのか、そしてあちらの作品がヒットしないのか、分からないのが創作の世界、ということでお茶を濁したいと思います。ここをお読みの皆さんはきっと、ご自身でヒットの理論を構築されていることでしょうっ。
売れる市販作品、爆発的に売れる市販作品
アドベンチャー系ゲームの話。
- 最近、話題作ないね、なんて話を。個人的には、『君が望む永遠』以来ヒット作がないな……
- というかそもそも、話題作がボコボコ出るはずもないじゃん
- というかそもそも、話題作が全てなのか!?
個人的な市販ヒット作。アドベンチャー系に限る。
ELLE → 同級生 → DEJA2 → DESIRE → ミスティ・ブルー → YU-NO → 下級生 → ONE → Kanon(一般) → Phantom of Inferno → 君が望む永遠
途中、壮絶に古いゲームが入っていることは内緒である。でもプレイした順序は本当にこうなんですよ……。
これ以外にも、そこそこ面白いものはあった。ときメモとかAIRとか。あれ、ときメモってアドベンチャーだっけ。
上に挙げたものは、何回プレイしたか分からない、とにかく徹夜に走った特殊例である。
それと、アドベンチャーパートに限定してよければ、ファイナルファンタジー8もかなりヒットである。
エロについて
- エロを使う場合と使わない場合で、ゲームの作り方、ストーリー重視ものであれば話の作り方が、根底から変わってくる
- エロがあってもなくても同じ場合、エロという要素を活かしきれていない
これはですね、より多くの人にウケを良くしたいがための考え方であります。エロを入れさえすればそれでいいんだ!という人は、それはそれでいいかと。18禁ライセンス(そういうものがあるのかは知りませんが)が欲しいのかもしれませんし。
うーん、たぶんね。やってみるしかないな。
確認方法は、エロゲーをまず作り、そしてエロだけをカットして違和感がないように繋ぐ。これでどうだ!
…いやま、お前だけの結果だろと言われればそれまでであるが。
5,000文字ゲーム
こちらの話。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/sina/5000_2.html
次は、5,000文字制限の18禁ものに挑戦して下さい!
なお、紙面の都合があるため、ゲームブック制作も分量との戦いであるようです。ゲームブックは、大きなルール(D&D)が流行っている所へ、制限の厳しい、こぢんまりとしたルールと分量、そして毎回変わる世界観で挑んだらヒットしたという経緯があるので、思わず親近感を感じてしまったのであります。
スター・ウォーズの社会現象
「映画として楽しむ、というのは分かる。だけど、社会現象となる理由が分からない」と言われた。
なるほど、よく分かります。私も同感です。仮面をかぶって水道のホースを振り回そうだなんてことは、考えておりません。あくまで映画が観たいだけで。みんな、設定オタク的な世界観が好きなのかもしれませんな。
ということで、以下のような話をした。
- 日本人は意外に冷静なのでは。アメリカが異常
- 28年前に出た第一作目がすべての始まりである。EP4が全ての流れを作っていると考える
- Kanonが売れて、その勢いでAIRが売れた。だから続編に飛びつくのも何となく分かる
- EP4は、あの時代にして想像を絶する映像技術を使っていた。当時の話を聞くと、その感動の度合いが聞こえる
- ストーリーは並(王道)だよね
なお、私は別にSWのファンではありませぬ。好きですが。
余談だが小学生の頃、長い靴べらでチャンバラごっこをしたことを思い出す。
それと、年末になると障子紙の張り替えを行う。このとき、長い障子紙の芯が残るのだが、これが格好の「剣」になる。喜んでそれを持って構えて、折れるまで弟や妹を殴って遊んだ。
さて、他にどんな話をしたっけか……。思い出したらまた書こう。