私はメガネ男子

メガネ男子を集めたイベントを開催してしまうほどメガネ男が人気のようだ。

「メガネ男子」 イメージ一変、女心くすぐる
http://www.sankei.co.jp/enak/2006/mar/kiji/30meganeDansi.html

とうとう私の時代が来たようである。

小学生の頃にはじめてメガネをかけて二十年近く、あまりにも時代を先取りしすぎた私は、記憶にあるだけでも、もてないことを強調してしまうような出来事しか経験していない。メガネくんとか、ジャガイモとかよくあだ名されたものだ。メガネが似合ってるね、と言ってくれた人は唯一、クラスの担任教師(男)だけだった。

だけどどうやら、今では街中で注目されている可能性があるらしい。

最初に現れた25歳の女性2人は「メガネ男子が好きで、街でかっこいいメガネ男子を見ると『いいよね』と言いあってます」

そんなにかっこいいと思ったのなら逆ナンしてくれよ。しょうがないなぁ昨今の女子はシャイで……。そんなんじゃ彼氏できないぞ。

だがブームとは儚いもの。一大チャンスとなったであろうこの時期に、ほんのわずかでも女性との接点が見いだせなければもはや私の人生は終わりであろう。今のうちだ。メガネブームが到来している今のうちに、自分の遺伝子を残せる可能性をわずかでも高めておくのだっ。過去の悲しみはすべて、明日の幸福のためにあったのだ!!

さあ世の女子よっ。メガネ男子はここにいる!

私の胸に飛び込んでおいで!さあ遠慮せず、さあさあ!!

こうして今日も雑記を書きながら、メガネのレンズをキラリと光らせあなたのハートを串刺しにする熊恭太郎。


……たぶん、これを見た女性はヒクと思う。

レンズの輝きの裏には暗鬱なブログあり。世の女性方、メガネ男に騙されてはいけませんぞ。メガネの形などより、まずはその男性のパソコンを覗くことから始めた方がいいに決まってます。

たとえば、今回のような雑記を書いている奴なんて最低ですね。