サンクリ31に参加

23日、同人誌即売会サンシャインクリエイションに行ってきた。所属サークルが参加していたという理由もあるが、久しぶりにめぼしいものがないか、ゲームを漁りに行ってきた次第で。

予想以上に人数が多く、会場はとても移動しづらかった。

ゲーム数本を確保。購入物件にはADVが多く、アクションゲームは一本。

アクションゲームは、昨年、当雑記で幾度か話題に取り上げたRaidersSphereの最新版である。RaidersSphereの新作はこれが最後なのだろうか。サークルRectangleのWebサイトを見るとそれっぽいことが書かれているような。少し寂しい。

それで、これまで数多くの同人ADVを購入してきたが、今回は(確率の上からも)実りが多かったので嬉しくなった。イベントに参加して一万円を握りしめて何時間も歩き回って十本くらい購入して、自分に向いたゲームに巡り会えたことはこれまで一度もなかった。今回入手した中で、完成品はわずか二本。その両方が、む?と目に留まる輝きを持った作品であった。

会場にいながら私も、制作中のDesigeonで3D迷路ゲームをもう一つ完成させて売ってみたい衝動に駆られた。同類のゲームとしては、過去にKSDungeonを売り出しているが、あの独特の世界観はやはり、ブラックに染まった宇宙空間さながらのサークルスペースに専属させてまったりと売ってみたい。

それにしても同人界はシューティングやアクションゲームが多い。PCゲームというと多くの人はX指定のADV、ネットゲーム、シミュレーションゲームあたりを思い浮かべることだろうが、同人界におけるパソコン用ゲームの華は動きの激しいゲームにあるのだ。先に挙げたRaidersSphereなどは、他にPC用では代替えが利かないと思えるほどによくできたフライトシューティングである。個人的にMicrosoftのコンバットフライトシミュレータ2を持っているが、はっきり言ってRaidersSphereの方がはるかに楽しい。

まぁフライトシミュレータには別の役割があるのでそれはそれとしても、アマチュアの視点で制作するソフトには、商売を抜きにして純粋に“楽しさ”を求めて勢いで制作した、そのことが作品に分かりやすく表現される傾向があると感じている(ADV除く)。その勢い(=意気込み)が、アクションゲームだとプレイヤーにじかに伝わってきやすいのだろう。

さてこの次、参加するのはいつになるだろう。