凱旋門賞、ディープインパクト3着

話題に乗り遅れたが、深夜の凱旋門賞、テレビで観戦していた話。

私が見ていた限りではいいレースで、最後、十分に頑張ったが力尽きて負けたという印象を受けた。もちろん完全なる満足をしたわけではなく、歯がゆいし悔しかった。が、一つのレースに個人的な注文を付けていてはきりがない。

一般のマスコミは懸命に敗北の原因を探り報じているようだが、レース環境や斤量を問題にするのなら、なぜわざわざ凱旋門賞に参加させるのだ。しかも四歳になってから。当然、その程度のことは覚悟の上、条件の有利な馬ばかりが敵に揃う中で戦わねばならないことは、関係者であれば知っていることだろう。それに、だからこそ凱旋門で戦う価値があるのではないか。

無理に言い訳を作るよりも、そんなに凱旋門賞を取りたいなら、三歳のうちから日本のクラシック、特に菊花賞あたりは捨てて積極的に海外に出て行くべきではないのか。敗戦の原因探りも必要ではあるが、提言すべき、もっと大切な言葉があるはずだ。

マスコミの流している適当な理由付けが、陣営の口から出た言い訳ではないと信じたい。

関係者と馬はよくやったと思う。

いいものを見せてもらいました。今後のご活躍を期待しています。