ケーキ完成
食うことより作ることが目的になってしまっているケーキだが、なんとか製造完了。
写真からではサイズが分かりづらいが、一般的な家庭向けケーキだ。たぶん五、六きれほど切り取ったら終わる分量。
所要時間は準備から冷まし始めるところまでが二十分ほど。飾り付けは難しい。楽しいけど難しい。
皆さんは写真見てもぜんぜん食べたくなりませんか。そうですかすいません。どうせなら、次ははっきりとグロテスクな奴を目指してみようか。デザインをキレイにするよりそっちの方が簡単だ。
食べてみたら結構いけると思った。
味が薄いと感じた生クリームは、意外なことにちょうどよかった。ケーキ屋のショートケーキほど甘くはないが、私にはこれくらいの薄味がちょうどいいようだ。あまり甘ったるいと残りを食べたくなくなる。
問題は、外観を気にして食べる気になるかどうかだ。何しろ自宅にある間に合わせの材料だけで作ったのだ。ケーキに苺の風味なんぞいらんという持論はさておき、芸術性に乏しいことは確かだ。やはり巻きグソにチャレンジすべきだったか。
だけど菓子作りは無駄な作業なので楽しい。ああ、なんて無駄なんだ。この無駄さ加減が素晴らしい。生きてるって感じ。
さーて、誰に食わせよう。