単位不足の夢

「単位が足らない」という夢を時々見る。

これ……、私も繰り返し喰らっている。いったい何が原因なのだろう。

学生時代の単位関係のネタ……必ず悪夢なんだけど……、これがしょっちゅう夢に出てくる。いつも単位が足りるか足りないか不安を煽るような内容で、もがき苦しんで終わる。

学生当時、確かに単位不足の不安はあった。成績そのものにはまるで不安はなかったんだけど、「必要な科目が履修できているか」という、手続き上の不安がいつも解消されないまま学生時代を過ごしていた。

四年制大学では、一〜三年生の間にサボると四年時にしわ寄せが行く。そうなると就職活動に影響するため、なるべく三年目までに目一杯の単位を取っておかなければならない。

四年生時に苦労するだけならまだしも、一つでも必要な単位が足りていないと卒業できない。履修する科目は自己責任で申請した。申請したときに必要な科目を満たしていなければ、いくら申請した科目でいい成績を取っても卒業できない。ぶじ卒業できれば「単位が足りていた」ことになるわけだが、その瞬間まで履修百パーセントになるか不明なのだ。これが毎年不安になる理由だったんだよなぁ。