太平洋からサボりの女神襲来か
小学生の話では、明日、うちの地域の小学校は午前中のみで下校となるようです。おかげで塾に来ている児童たちの目がたいそう輝いていたらしく。
いやあ、サボれるってどんな世代でも嬉しいですよねえ。
でも、この学校の方針はちょっとおかしいと思う。風がきつくなるのはちょうど登校時間帯で、台風は昼頃には抜けてしまうのでは?
どうせなら午前休にして、午後のみ授業にした方がいい気がします。
そういえば学生時代、かなり雪が降ったときのこと。大学が休みになるのではないか、という期待が私の中で首をもたげた日がある。
このとき大学に行く前に、教授に確認のメールを投げた。
「雪の降りが激しいです。講義を中止するなら、あらかじめ連絡くれると助かります。ぜひ下さい」
このメールはものの見事に無視された。やむなく私は、きちんと大学に出向きましたとさ。講義は普通に行われたので、何のオチもないんだけれども。
でもはっきり言って、こういうメールを投げる学生ってかわいげがない。同じ休校でも、あからさまに「サボれるかも」という期待を先に教授にぶつけてしまう大学生と、休校連絡を聞いてから初めて目を輝かせる小学生。世間はどちらを好むか。言うまでもない結果が待っている。当時の自分を振り返ると、そのことがよく分かるのが悲しい。そして今も似たようなものだろう。
大学教授より小学校教諭の方が気楽かもしれません。かわいげのないメールが来ないぶん。