『かわいそうな王』の時点で実装されていた迷路機能

『かわいそうな王』の時点で実装されていた迷路の機能を一覧してみた(同作品で使っているとは限らない)。前の記事の参考用。

ブロックフラグ

全ブロックに対して設定できるフラグ。

暗闇
真っ暗闇。ダークゾーン。明かりステートの消滅機能はなし。明かりステートを消したいときは、後述する「常駐時ステート」を併用
友好エネミー禁止
そのブロックでは、友好的なエネミーが出現しない
テレポート先不許可
テレポート、テレポーターによる移動先として選択できない、選択されない
テレポート不許可
テレポート、テレポーターを発動できない
マップ記録不許可
マップ記録が行われない
マッピング行動不許可
地図を表示することができない
玄室
玄室として扱う。切れ目が見つかるまで、あるいは壁を見つけるまで、一つの玄室とみなす
必ず通常エンカウント
必ず通常エネミーのエンカウントが発生する(いるのかこの機能!?)
非戦闘区域
エンカウントが発生しない
非罠設置区域
フロアトラップ、ドアトラップが設置されない(戦闘終了時の宝箱トラップは出現する)
非隠し扉設置区域(北/西)
ランダム隠し扉の設置を禁止する
非鍵扉設置区域(北/西)
ランダムドアロックの設置を禁止する
非宝箱設置区域
フロアにランダム出現する宝箱の設置を禁止する
ターンテーブル
ランダムで四方向に方向転換
石の中
「石の中」と表示して全滅(イベントで実装できるが、一応設置してみた)

ブロック配置ステート

ブロックに配置しておくステート。踏み込んだパーティ、出現したエネミーに対し、自動でステートを付与する。すべて8種まで。各8種のステートはあらかじめ定義しておく。

戦時PCステート
戦時にプレイヤーキャラクタに付与するステート
戦時エネミーステート
戦時にエネミーに付与するステート
常駐時ステート
踏み込んだパーティ、出現したエネミーに付与するステート。ブロックを抜けない限り消せない。ブロックを抜けても、時限消滅するか、消す手段がない限り消えない
進入時ステート
踏み込んだパーティ、出現したエネミーに付与するステート。消す手段があれば、ブロックにいる間でも消すことができる

施設とイベント

この項の機能は、ブロックあたりどれか一つしか設置できない。

■ 一般施設
酒場
キャラクタの収容・作成・削除・転向
アイテムの販売・売却・鑑定
宿屋病院
ステートの削除・付与、能力値の回復
カスタムゲート
移動先選択式の移動手段。エレベータなど
銀行
金の預け入れ・引き出し。アイテムの預け入れ・引き出し
修理補充屋
アイテム使用回数の充填。装備アイテムの修理
■ 簡易移動施設
上階段
固定先に任意移動する。名称と画像が異なるだけで、下階段と同じ
下階段
固定先に任意移動する。名称と画像が異なるだけで、上階段と同じ
簡易ゲート
固定先に任意移動する。名称と画像が異なるだけで、上下階段と同じ
シュート
固定先に強制移動する。移動時、メッセージが表示される
ワープ
固定先に強制移動する。移動時には、メッセージが表示されない
■ その他
簡易トラップ
トラップを設置する。解除できない
イベント
イベントを設置する。機能はいろいろ

壁は北と西に設置できる(隣のブロックから見れば、南と東の壁になる)。

「順」方向は北方向および西方向。「逆」方向は南方向および東方向。

ふつうの壁。通れない。ランダム隠し扉が仕掛けられる
ふつうの扉。通れる。ランダムドアロック、ランダムドアトラップが仕掛けられる
通過壁
ふつうの壁と同じ表示ながら、通ることができる壁
一方通行扉
一方通行の扉。北・西に移動することができるが、その逆は無理
一方通行壁
一方通行の扉。北・西に移動するときには壁が見えず通ることができるが、逆から見ると壁が表示されており通れない
一方通行扉・逆
一方通行扉の逆方向バージョン
一方通行壁・逆
一方通行壁の逆方向バージョン
玄室境界線
移動阻害の機能としては何の効用もない。前述した「玄室フラグ」を設置するとき、玄室一つ分の切れ目を指定する際に使用
透明壁
壁の表示がないのに通れない壁
向こう側が透けて見える壁。機能は壁と同じだが、ランダム隠し扉は仕掛けられない
柵扉
向こう側が透けて見える扉。機能は扉と同じ。ランダム仕掛けの機能も同じ
一方通行柵扉
一方通行の柵扉。北・西に移動することができるが、その逆は無理
一方通行柵扉・逆
一方通行柵扉の逆方向バージョン