ローマ字略語辞典が話題になっているらしい

「KY式日本語」というローマ字式略語辞典というものが話題になっているらしい。HK(話は変わるけど)とかAB(甘いものは別腹)といったように、日本語の文言をローマ字の略語に置き換えた隠語を紹介した本だそうだ。こうした言葉が若者の間で流行っているのだという。

ある人の話では、若者がこうした言葉を多用する理由は、年配の人に理解できない言葉を使うことで、仲間と優越感を共有することができるからだという。

ただ、私の印象では何でもかんでも略語にしちゃおうという、やけくそ半分の雰囲気もあるように思う。冒頭に挙げた略語を使って会話が成り立つならば、本当に何だって略語にできそうなものだ。

  • 「H」 …… 「はあ」という気の乗らない返事。溜息にも使える。判断できない人はKY
  • 「SS」 …… それでは失礼します
  • 「TI」 …… トイレに行ってくる

「エッチ、エスエスティーワイ」と言ったら「はあ、それでは失礼してトイレ行ってきます」となる。これは飲み屋で上司のつまらない話をはぐらかしつつ席を立つときに使えるかもしれない。どうせ優越感に浸るならそういう場面で使って欲しい。

それに、上品な女性の前でおおっぴらに下ネタを言えるようにもなりますな。「KIONKKっ!」(昨日、いい女に中だしキメて来たぜ!)

隠語とはかくあるべき。