壁紙について考える

画面デザインはどこかでまとめて弄りたいなぁと思っているんですが、その中の一部、壁紙について。一部をピンポイントで画像表示してみる実験。

こうやってファイル名ほか設定が固定でいいなら10分で改造できるんですがねえ。ゲーム編集ツールを作ることは、ゲームを作るのとはまったく違うんだなとこういうところで実感します。

(以下、サーバの調子により画像が表示されないことがあるようです)

プレイヤーキャラクタ用の壁紙

キャラクタ情報画面の壁紙は、プレイヤーが差し替えることを前提にしたい。以下はRPGツクールXP風の壁紙。

ぱっと見、分かりにくいが、画面の左上から右下にかけてグラデーションしている。

サンプルとしてはシルエットが欲しい。線画が欲しい。戦士なら戦士っぽい体格と武装を表した影がバックに映っていると、雰囲気がでるように思う。ちょっと探しただけではいい素材が見つからなかった。

ディアブロのキャラクタ画面の背景のようなイメージで考えている。

エネミー用の壁紙

エネミーは一枚一枚用意するわけにはいくまい。かといって、戦闘に使う画像をそのままバックに埋め込んだところで、明るすぎれば文字が読みづらくなってしまう。ということは、明るさを変えるトーンを指定できなければならない。

以下はテスト。モニタが暗いと背景のガイコツが見えません。うちはほとんど見えません。

上の画像は壁紙作成の段階で暗くしてある。やるとしたらこんなイメージだろうなあと。

後述しますが、どのみち明るさ調整機能は必要なんですよねえ……。

その他

街、施設なんかも設定できるといい。


試みに、アイテムにアイコンを付けてみた。拡張メタファイルなので、そのまま表示すると例のジャギー問題が出てくるが妥協。

施設の壁紙は施設ごとに設定できるといい。それが抽象的なものであっても、たとえばレンガか石壁か星くずか、という変化があるだけでも、施設のイメージを変えることができる。

ただ、決定的に時間の足りない願望として、背景と文字のバランス解決がある。色は変更できるとしても、MSゴシックやMS明朝のデジタルっぽい文字や枠が、古風な街並みの上にデーンと居座ると雰囲気がなじまないのだ。

これは、メニューをすべて画像ボタンに変えることで解決するしかないのだが、そこまでやる機会は永遠に来ない気がする。画像を埋め込むプログラムだけならそんなにかからないが、いちいちサンプルを用意したりファイル名の規約を決めたりして、利用者が使いやすいよう調整するのは大変そう。

画像は明るい方がいい

商業のADVやノベルの世界では当たり前になっている印象がありますが、標準のゲーム画像は明るい方がいいですね。

上の例で言うと、エネミーと街の画像は暗すぎて、環境によっては真っ黒に表示されます。プレイヤーキャラクタのブルー背景くらいが最低レベルかもしれません。

Desigeonで壁紙をサポートするなら、最終的には明るさ調整用の機能を付けなければなりません。シナリオには明るい画像、それこそ文字が読めなくなるほどの明るさのものを用意してもらって、そこからプレイヤーがガンマかトーンを設定する。そういう形を基本形にしたいです。