ついにデジタルの世界へ

我が家がついにテレビを買い換える。とのこと。

このところやたら営業に張り切っているケーブルテレビ会社は蹴って、BSアンテナを入れるんだそうだ。

展示品を二束三文で叩いた旧型テレビを二十年も使っているうちにしては、思い切った決断をするなあ。と、そんなことを思っていたら……、「明日、買い物につきあってくれ」と。

どんなテレビを買ったらいいのか分からないらしい。

おいおい。テレビを見ない私に聞いたら、もっと分からんじゃないか。そう答えたが、家族からしてみたら、アナログもデジタルも衛星もごちゃ混ぜどころか、どうして世の中が「横長のテレビ」だらけになったのかさえ分からない始末だ。仕方ないのかもしれない。

そんなわけで普段、家電にはまったく興味を向けない家族が、「いま話題の液晶テレビなるもの」を求めて特売チラシをチェックし始めた。「予算は15万。15万に抑えようよ!ね!」覚悟を決めた者たちの声が響く。

言っときますが、私は何も勧めてません。遠くに住む妹も「別に無理に買い換えなくたっていいんだよー」と冷ややか。確かに、このまま放っておいてもあと三年近くは大丈夫なわけだし、BSが見たければケーブルテレビで月額3千円未満、それも工事費用はタダだ。画質がイケてないだけ。なぜ急にこうなったのか、私もよく分かりません。

テレビについては私もよく知らないので、ちょっとだけ調べておいた。

ええと、とりあえず、液晶・プラズマ・ブラウン管の三種があることだけ教えておきましょうかね……。あとは現場で。