めぞん一刻ドラマ!

本当に二時間枠で完結させてきた。凄い挑戦を思いついたものだ。

内容はそれなりだった。原作と比較できるようなものではなかったけど、きちんとストーリーは繋がっておりました。

キャラクタの表現はぜんぜん変わってるし、原作の良さとは無縁だったけど、二時間ドラマとしてうまく表現はしてあるなと。

原作のネタを、時と場所と形を変えて随所にちりばめたオリジナルストーリーとして完結させた。そんな印象です。

  • 原作を知らない → お笑いと幸せのストーリーで楽しめる
  • 原作を知っている → 随所の原作ネタで笑える。表現は別物

そういうことのようです。がんばったんじゃないかなあ。

原作と比較しようと構えていた人は、猛烈に不満だったでしょうな。私は別物として見ていたので問題なかったです。


人形部・黒木役の子は存在感があった。申し訳ないがこずえ役以上だと思った。

それと人形劇。こいつは不意をついて笑わされた。原作のネタをよくアレンジしてある。前半、三鷹と五代の立ち回りが面白い。

全体的に人物の役割がまったく変わっていて、らしさはほとんどなかったがそれは、ハナから変えるつもりだった感じが伺えますな。セリフや舞台などの元ネタを駆使した別ドラマとして楽しめました。