年末に小説誌『オマケ・ノベル八号』

今回、私が寄稿しておりました小説誌『オマケ・ノベル八号』が無事、冬コミに出ます。まもなくです。

同人ゲームのライターたちが集まって作った小説集です。

12月29日(月曜日)西地区“る”ブロック14b「debris」にて。

価格は五百円です。数が限られているので、スペースに突撃して下さい。

今回は、作品一本あたりの分量が多めです。

書いている人と本を作っている人は、短い時間の間に、集中的に悩みながらやっているようです。いつもメガバイト単位でノベルを書いている人たちが、たった30KBのテキストと(ガラにもなく?)真剣に向き合って、あれこれと語るのです。

講評会になるとみんな好き放題、互いの作品に対して言い合って、ときに受け流したり、ときに悩んだりします。講評会を契機に修正して、作品を仕上げるわけです。参加者の性質が本全体に、何らかの形で波及しているものと思います。

たとえ彼らの個別作品をご存じの方でも、それぞれのサークルには出ない意外な一面を読者の方が垣間見ることができたら、ところ変わればモノ変わる、ということで、ただの小説誌とは違う価値と、創作の面白さを見いだすことができるかもしれません。

……なんて。たまにはと思いカッコ付けてみました。カッコつけてこの程度じゃ、中身の程度がばれるかもしれませんな。まあ、中身はもうちょっと真剣に取り組んでるから大丈夫ですよ、たぶん。

私の作品を見れば、来年はいいことあると思います。信じる者は救われることもある!