ついに火を噴く坊主

どこかの寺院がついにやってくれます。先日アップしたばかりのv1.39で、片っ端から灰にしたい人は設定しましょう。以下の画像はアニメGIFなので、ブラウザのGIFアニメ設定をオンにして下さい。

来年は丑年、我々にとって牛といえば白と黒の組み合わせがメジャーです。まさに世界を白黒のデザインで彩り、そしてその狭間で、灰について語り合うのに適した年といえましょう。


Desigeonで「宿屋病院」と称している施設は、治療・回復・能力付与を行う場所ですが、これまでは仕事を実行すると素っ気なく処置が終わっていました。

今回は「宿屋病院」のステート処置について、効果音の設定の他、メッセージの変更と治療(付与)失敗の設定を盛り込みました。これでファンタジーらしさが少しは出るかもしれません。

ゲーム的にも若干工夫ができるようになっています。たとえば「治療の失敗」はメッセージの表現に依存しているので、失敗と書くはずのところに「大成功」と書けば意味が変わってきます。失敗した場合にも本来の治療(付与)を有効にできるほか、追加のステートを付与することができます。成功失敗のメッセージを同じにしてしまえば、プレイヤーに気づかれずにステートを仕込むことができます。

メッセージについては、上のアニメGIFのように、効果音(はここでは聞こえませんが)に合わせて設定できますので、つまり、見たまんまのことをやるわけです。

と言っても効果音あわせのメッセージは編集しづらいかもしれません。こういう演出に力を注ぐときりがないので、ここはそれなりに留めてあります。それに、大量にステートを切り貼りするゲームでこの演出をやると、かなり煩わしいです。たまにやるから印象に残るんでしょうな。効果音をオフにした実行環境では、この演出が起きません。

ちなみにFC版ウィザードリィだと、各ワードの間には800msずつインターバルがあるようです。テストする間、ずっとあの音を鳴らし続けていたので、いまだ頭の中に蘇生音が響いております。

んだけど機能を作ったところで、配布するデータがなければつまんねえべなあと思います。何かよさげな効果音データさ作った人は公開して下せえ。

本当はRPGツクールにあるようなイベント機能を追加して、こういうことをプログラミング思考的に実装できるようにと考えていたのですが、当面は無理そうなので定型機能を追加しました。

ということで宿屋病院の改造は一区切り。残る画面の改善はキャラクタ画面と戦闘画面の二つです。