ダンジョンクルセイダーズ2をプレイしてみた(アダルト)
3DダンジョンRPGのダンジョンクルセイダーズ2(以下DC2と略記)ですが、これ結構良さそうです。
- 出版社/メーカー: アトリエかぐや(TEAM HEARTBEAT)
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: DVD-ROM
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公式サイトに体験版あり。以下はまだプレイ途中の文章です。プレイ時間は現時点で十時間程度ですが、この先、相当長くかかりそうです。レビューによると40〜50時間かかるみたいですね。
概要
ゲーム進行の仕方はRPGとしては一般的です。プレイヤーは街で装備を調え、固定メンバー最大9名のうち5名を選抜して迷宮(ダンジョン)に進入、消耗したら街に戻って再補充し、再びメンバーを選んで迷宮に入る。これを繰り返します。
入るときに選ぶ迷宮はシナリオ進行に従い増えていきますが、一度出現したダンジョンにはすべて入ることができるようです。
私は現時点で5層二十フロアほど制覇し、全滅は一回経験しています。サクサク進めますが、各層の終わりに居座るガーディアンモンスターに手間取ることがあり、この攻略には少々頭を使います。ガーディアンモンスターとは何度でも戦えます。
無難な内容
ゲーム内容は無難です。難易度が低くて、それなりにテンポがいい。DC2の開発は、テンポよくキャラクタの成長と攻略の手応えを生むために、「攻略を易しくする」という選択をしたようです。前作はいろいろな問題により、戦闘が簡単な割にテンポが悪い、結果として作業感を強めたという後味の悪さを残しましたが、今回はだいぶ改善されています。
挑戦的な手応えがないのは残念……と思いきや、私は精一杯の配慮をした、メーカーの前向きな計画だと思います。シビアなバランスを求められる「世界樹の迷宮2」とは違いますし、アダルトゲームメーカーとして自ら表現したいものを温存する判断をしたのだと思います。
戦闘のもっさり感
ちょいと戦闘のエフェクトが重いのか遅いのか、もっさり感があります。先にテンポがいいと書きましたが、それは前作と比べてのことであることと、一度の戦闘に出現する敵の数が少ないので戦闘が早く終わることが理由です。
ADVばりの機能が充実している
ADVを数多く経験したメーカーであるだけに、メッセージスキップ・バックログ・イベント中のクイックセーブ・メッセージウィンドウの一時消去の機能があります。このシステム充実度は一般RPGではあり得ない。
や、大抵の人は、RPGのイベントのテキストが流れているときに、クイックセーブするなんて思いつかないんじゃないかと。会話の最中だろうとエロの最中だろうとセーブできるようにしておくあたり、さすがADVメーカーです。
ダンジョンの中では、所定のポイントを除くとセーブできないようになっています。しかしクイックセーブは効く模様。
ストーリーも薄い
エロゲメーカーなので「きちんとした」ストーリーを盛り込んでいます。少なくともメーカーはそのつもりのようです。
しかし、オープニングからカタカナの固有名詞をずらずら並べて説明に入るやり方は、はっきり言って素人感丸出しと言わざるを得ないです。申し訳ないですが、ストーリーは追いかける気になれませんし、固有名詞はまるで憶えていません。
とりあえずパーティメンバーのうち、エンデとカバネの二人だけは名前を憶えました。三文字で憶えやすいからです。主人公の名前は覚えていません。性格づけは好きになれないし、空気だと思っています。
ゲームを遊びましょう。
エロシーンの密度が薄い
エロシーンの密度が薄いです。最初の5時間で一度しか出ませんでした。これはアトリエかぐやというメーカーのゲームとしては珍しいんじゃないかと。
私の感覚では、そのエロが見ていて醜すぎます。どこがどうということは書きませんが、メーカー的な色があるんでしょうがとにかくダメです。エロというより下品で無駄に汚いですテキストが。これが最近のエロゲ標準装備なのだとしたら説教したい。むしろワシに書かせろと(嘘ですすいません)。
とにかく私、エロはスキップしまくり。でも十代には人気あるのかなあこういうドロっとしたテイスト。
じっくり攻略にかかるつもりです。まだまだ先が長そう。思い立ったら続きを書きます。