地図の記録方式を追加

ゲーム中、自動的に迷路の地図を記録する機能について、方式を二つ追加します。設定はシナリオ編集時に行います。次バージョンより。

現在、ゲーム中に地図を記録する箇所は「現在地(足下)のみ」です。プレイヤーが歩いた場所のみを記録します。そこに二タイプを追加し、計三タイプから選べるようにします。以下は追加分です。

  1. 視界記録タイプ。視界にあるブロックを記録
  2. 空間記録タイプ。滞在位置を含む空間全体を記録

視界記録タイプ

視界記録タイプは、3D視点と同じ、前方向と横方向への視界分を記録します。

この方式は、目に見えているブロックを記録するという特徴を持ちます。したがって、目に見えない位置は記録しませんし、画面に表示されていれば、たとえ柵の向こうでも記録します。以下は例です。

この「目に見える判断」は微妙でして、天井と床の端がチラっと見えている程度だと記録しませんが、奥側の壁がわずかでも見えている箇所は記録します。

「地図記録禁止」設定がなされているブロックは記録しませんが、プレイヤーが地図記録禁止ブロックにいる場合でも、視界の中に地図記録が禁止されていないブロックがあればそこを記録します。

ダークゾーン(暗闇ブロック)については現在位置のみを記録し、ここだけ従来と同じ扱いをします。ダークゾーンは中が見えませんので、外から見ても記録しません。また、ダークゾーンの中にいる場合、外が見えませんので現在位置しか記録しません。

空間記録タイプ

空間記録タイプは、入り込んだ空間すべてを記録する方式です。そこが部屋であろうと通路であろうと、壁もしくは地図記録禁止ブロックに当たるまで一挙に記録します。壁は玄室境界線を含みます。

以下は例です。街から迷路に降り立った直後、マップ左下にプレイヤーが入り込みましたが、既にマップ右や上の方にまで記録ブロックが伸びています。迷路に降り立った瞬間、そこを含む地続きのブロックをすべて記録したためです。

「地図記録禁止」設定がなされているブロックおよび、その先は記録しにいきません。現在位置が禁止ブロックの場合、一切の記録をしません。