ダンジョンクルセイダーズ2・その2

ダンジョンクルセイダーズ2(以下DC2と略記)、二章以降でだいぶ盛り上がって参ります。ストーリー的にようやくなじんできて、ちょっとサプライズもあり、いい感じです。

そして難易度が上がって、歯ごたえが出てきました。

まだ全キャラクタが出そろっていません。プレイ時間は15時間といったところ。CG達成率十三%。

今回も私は、攻略サイトをほとんど見ずに進めてます。

スキルの効果が不明

DC2は、手持ちのキャラクタを成長させるときに、どのキャラクタのどの能力(スキル)をアップさせるか、プレイヤーが決めねばなりません。ところが、どの能力にどのくらい価値があるのか、マニュアルからは把握できません。

この辺は「世界樹の迷宮2」と同じで、外の攻略情報に頼らねば、はじめから効率のいい育成をすることができません。そういうゲームがいいか悪いかは別にして、私は目検討でなんとなく良さそうなスキルを選んで成長させる方針で進めています。

これでうまくいかなければ、その程度のゲームということで。(攻略情報の準備が前提のゲームには興味がないので)

エストがアレに似てる

DC2にはゲームの攻略には関係ない「クエスト」(報酬を受け取ってこなすゲーム中の仕事)があって、「クエスト」の受諾で生まれるダンジョンミニゲームを達成することも遊び方の一つになっています。

で、この「クエスト」の見出しや内容が「世界樹の迷宮2」のクエストにそっくりでして、なんというか、たぶん狙ってるんだろうなーという。料理の材料を探すとか、その2とか。

DC2のクエストはヨイです。報酬がそれなりに大きくて、クエスト専用のダンジョンがいくつも出現するので、本編ダンジョンの攻略にツマりかけたときの気分転換になる。ついでに、エロシーンへのトリガにもなっていたりするんですが……、人によってはどうでもいいか。

全滅するところ、難しさ

私が最初に全滅した場所(http://c-hearts.jugem.jp/?eid=480)は、やっぱり難しい場所だったみたいですな。その後、クエストでも一度全滅しました。

二章以降、だんだんと戦闘が厳しくなってきます。難易度がいい水準に上がってきますが、ただ、その分攻略のパターン化が進んでしまうことと、迷路の距離が長くなったことと合わせて、冗長感を感じるようになります。

例えば私のパーティ編成については、以下のように遷移していきました。

  1. 敵が弱い → 自由にパーティ編成しよう
  2. 敵が強くなる → 負けないためのパーティ編成にしよう

自由にやってやろうという気持ちが、だんだんと守りに入っていくのです。そうなるとプレイヤーは、敵を倒すために効率のいいパーティを編成し始めます。やがてメンバー間のバランスの悪さや、スキル選びの失敗などが問題として顕在化し、使うキャラクタ・戦法・アイテムが狭くなります。

レベルアップ時の成長スキルについては、事前にスキルの効果が知らされておらず、スキルの再選択もできないので、育成に失敗したキャラクタは使用を控えるようになります。

強敵が増えた結果

  • 使いやすいキャラクタとそうでないキャラクタがはっきりしてしまう
  • 選んだスキル(偶然性が高い要素)によって攻略難度が変わってしまう

前の記事で私は、「難易度を下げたことでテンポを良くした」と書きましたが、それがここに来て覆っています。難易度の高いゲームは、数値バランス的に作るのが難しいです。その意味で、アダルトゲームメーカーの良い挑戦と言えば良い挑戦ですし、心配と言えば心配です。

加えて迷路が広くなり、同じ場所を何度も歩かせる仕掛けが出てきたので、迷路を歩くだけでもフラストレーションが溜まるようになりました。

ただ、全体として攻略が難しくなってきたことは歓迎なので、まだまだ先に進めていくつもりです。予想より良くできたゲームみたいです。