むかし観た連続アニメ
エヴァンゲリオン、サイレントメビウス、タッチ、巨人の星についてはオープニングだけ知っていて、中身のことをほとんど知らないという独り言から。
追記:上の一文は、いつか観ていたいなあというほのかな願望も込められております。
最後まで見切ったアニメ
アニメは嫌いじゃないんだけど、最初から最後まで見きった連続アニメは「はいからさんが通る」「ベルサイユのばら」「銀河英雄伝説」、あと世界名作劇場の一部だけだった。
ぜんぶ少女漫画系であることにびっくりです。この衝撃を受けてこうやって語ることに。
少女漫画は「あさりちゃん」以外ろくに読んだことないのに。実は相性いいのかなあ。絵に抵抗があるだけで。
「Oh!ファミリー」が恥ずかしかった件
「Oh!ファミリー」は当時、ほとんど録画してたけど最終回を見てないんだ。男の子としては照れがあり、恥ずかしくて友達と語れなかった番組の一つ。
OPEDは、エスパー魔美やロマンティックあげるよを歌ってる人で、当時の私はテープに録音までして歌詞を暗記していた。こっそりと家族にも内緒で。
そんなわけで私は好きだったけど、知ってる人は少なそう。
エロいイタズラは認めるけど恋愛は照れる
いま考えると「Oh!ファミリー」より「まいっちんぐマチコ先生」の方がよほど語るに恥ずかしい番組のような気がするけど、マチコ先生は友達や家族との話の種にしていた。
エロいイタズラ(スカートめくり)は認めるけど恋愛(キス)は照れるって感覚かな? これ、男の子の性質かもしれない。
母はマチコ先生を好きだった
私の母は、恋愛ものは嫌いと断言する一方、マチコ先生は好きで子供と一緒になって観ていた。教育に悪い、なんて世論にはカケラも興味を示さない人だった。
その息子は、恋愛ものもエロいものもイケます。
少年漫画はどこへ
オレンジロードとか奇面組とか好きだったけど、アニメは断片でしか見てないのです。DB、翼、キン肉マン、鬼太郎は長すぎて最後まで追えてないだけで、よく観てました。とんちんかん、お兄さんは途中で投げ出したと思います。
情愛の思い入れが強いものは少女漫画優勢
好きだったけど記憶が曖昧なのが「みなしごハッチ」「リボンの騎士」「キャンディキャンディ」。観ることができたら全部観ていたはずなんだけど、いま思えば、ほとんど少女漫画系ですな。
思い返すと、家族の絆、友情、恋愛など情愛への感情移入は少女漫画が優勢だったように思います。
例えばキン肉マンやキャプテン翼は「友情」を扱う番組でもあったけど、ライバルとの対決などバトルの行く末に興味を持っていかれ、情はわりとどうでもよかった。
少女漫画系だとママに会いたい一心で旅をするとか、キスしそうでしない男女のやりとりとか、そういうところに興味が行くんだけど、少年漫画で対抗できたのはオレンジロードのみ。
例外は「銀河英雄伝説」「タイタニア」で、漫画とアニメのデザインは女性向けですが、政治と戦争がテーマになっているので物語は男性向けかもしれません。
昨今の深夜アニメ
「ジパング」は全部観たけど、アニメ版は物語の序盤しかなく、最後まで観たという感覚がない。
「女子高生」は最高。くそ面白い。ここ10年で一番好きな深夜アニメです。でもほんの一部しかアニメ化されてないんですよね。面白いのに。私の感覚だと、違う畑で生まれた漫画ながら、マチコ先生と似たような属性を感じてます。
他のアニメは、ちょっと見て続かないことがほとんど。面白いものもあるんだけど、一緒に語れる友達が近くにいないせいか、楽しいイメージが広がっていかないみたい。