TVチャンピオン/アキバ王選手権の話2
録画データをエンコードしつつ、再度気づいたこと。
- 同人誌の説明のテロップは、視聴者に、同人誌=二次創作という誤解を招く恐れがある
- らいむいろ声優グループの映像を流していたデッキ(VHS+DVDプレイヤー)は、うちにあるものと同じっぽい
- アキバ系とシブヤ系は、正反対に見えて案外相性がいいかもしれない
- メイド、巫女、妹などの“こだわり属性”はそれぞれ、専門分野として特化、確立しようとしているため、専門職人専用の商品となっていく可能性がある
- これは、“玄人”と認められるための枠が狭くなることに原因がある
- 専門性が求められるようになると、既存の世界観に“追従”しなければならなくなるため、それぞれの要素から分派しようという新進の気風が薄れたり、開拓のための思考が停止する
- 特定層以外にウケる見込みがなくなってしまうため、将来性に乏しい
- 結果として、専門家以外は、それぞれの要素に手を出さない方が身のため、という時代に入っていく。オールラウンダーを目指す新進気鋭のクリエイターは、これらの要素をやむなく取り込むことはあっても、自らこれらを手がける興味は失っていくと思う
- 安定が持ち味。しばらくこの世界の牽引役となるということか
さて、先日の『TVチャンピオン/アキバ王選手権』をMPEG2→DivXエンコード。悪戦苦闘。いつまで経っても満足いくエンコードができるようにならない不甲斐なさ。いいかげん手際よく右から左にエンコードしたいものだが……。
私の場合、RD-X1という初期の東芝製DVD/HDDレコーダーによるMPEG2録画、DVD-RAMを介してのPC移動、そしてエンコードというステップを踏む。
ところがこの方法で長時間番組をDivX化すると、音声と映像がずれるのだ。どうもCMカットの影響が出ているようなのだが、これをPC側で吸収することがなかなか難しい。
音声を複数に分割して後からつなげたり、音声編集ソフトを使用して無音を挿入してディレイタイムを稼いだりしながら、何とかズレを許容範囲内に納めた。
映像と音声をセットで分割した方が早かったかもしれない…。個々の部品の音声を正しく合わせて、最後に連結。UniteMovieというツールがあるが、この作業がまたうまくいった試しがないので、この方法でもスマートにいくものかあまり自信はないが…。
いやしかし、明るくて楽しい番組だった。率直にそう思う。
嗜む、というより、漬かるという言葉の方がしっくりくる楽しみ方ではあるが、彼らなりのストレス発散法であったり、曲げることのできない生き方の一つであることは間違いなさそう。誰しも一定量持っている、矜持の一つの形なのだろう。あとは、その形を世間がどう受け入れていくかだ。