世界樹の迷宮・その2

前回の記事:世界樹の迷宮
http://d.hatena.ne.jp/kumashige/20061019/1161248413


(特典付きは売り出しの頃のみの商品であると思われます)

最近発売された『世界樹の迷宮』が頑張っているようだ。調べてみるとかなり評判がいい。

3Dダンジョン、高めの難易度、シンプルにまとめられたゲーム性、とっつきのいいゲームサイクル、ゲームブックテイストのメッセージ、FM音源時代を彷彿とさせる音楽、意外に使えるらしいペンによるマッピング、ヤリコミ要素が大きいことなどは、個人的に期待していた内容に近いのかもしれない。

はじめ公式サイトを見て、私などはキャラクタデザインが性に合わぬと感じていたが、キャラクタ性の追求が行われているわけではなく、むしろ素っ気なさを押し出して没個性化を計っているようなので、外観の割に軟弱な感じは受けないようだ。

上記の内容は私の好みに応じているし、この「熊恭太郎雑記」の性格にもだいぶマッチする。にもかかわらず私はこのゲームを遊べないので(ゲーム機を持っていません)、とても残念な限りである……。

しかしながら、関係者が『世界樹の迷宮』によって表現したかったものが、はっきりと伝わる内容であることは確かなようだ。私は必ずしも、グラフィカルな世界を表現したり遊んだりしたかった、あるいはモバイル機器のダンジョンゲームを求めていたわけではないのだが、関連ゲームを作っているという自覚はある。そして同類のゲームが世に広まることは(たとえ私の懐がまったく暖まらないとしても)歓迎である。

DSをお持ちの方にはお勧めしてみたい。