アイテムの呪い・レベルドレイン・灰・ロストに対する是非

前の記事に関連して。

アイテムの呪い・レベルドレイン・灰・ロストといった“プレイヤーを強く苦しめる”要素は、ときに機能そのものの存在や、実装の是非をめぐって議論を呼ぶことがあるようです。

重要なことは、業界として結論を出すのではなく、ゲームの制作者が、自作品をどうしたいのか、突き詰めて考え、結論を出すことだと思います。

  1. プレイヤーにリセットをかけてもらいたい
  2. プレイヤーにリセットをかけるか選んでもらいたい
  3. プレイヤーにその結果を受け止めてもらい、リセットをかけずゲームを続行して欲しい

一部のケースについては、アプリ側に支援機能を実装できるかもしれません。たとえば、モンスターがアプリのタイトルに戻る呪文を唱えたり、強制セーブしたり。

リセットをかけさせることが目的なら、はじめからアプリの再起動を押しつけてしまった方がスッキリする気がします。たとえば・・・

全員、ヴァンパイアに魂を抜かれてしまった! 残念ながらあなたたちの冒険はここまでだ

・・・とかなんとか表示して、タイトルに戻ってしまえばいい。

あるいは、プレイヤーにリセットをかけるか選ばせたいのであれば、全滅したときに自動的にリセットをかけるオプションを付ける、といった設定面での工夫が思い浮かびます。

いずれにせよ、ゲームの制作者は、作品ごとにどうしたいかを探しておく必要があると思います。

また、ファミコンや古いパソコン時代の「リセット」と、Windowsアプリケーションの再立ち上げは、同じゲームを再起動する行為でも、効果が違ってくると思います。さすがに私の方では、マシンにリブートをかけるような機能を作る気はありませんが、タイトル画面に戻る機能はあってもいい気がします。

私の方ではこうした支援機能を、Desigeonについては実装してみたいとは思っています。

ただ、こうしたアクの強そうな要素やリセットを巡る是非の議論は、私の方では避けるようにしています。