ドルアーガ第二巻が出るらしい
剣社通信より。一月末にドルアーガの塔第二巻『魔宮の勇者たち』が発売されるらしい。私が見たところデザインは一巻よりウケが良さそうに見えます(もっとも二巻だけを買う人なんていないでしょうが)。
お財布から、1260円を減らし、本を入手してください。もし、すでに1260円残っていない場合は七六五へ進んで、呪文を選びなおしてください。
買う以外に選択肢はないので七六五に進んで呪文を選び直すことはなさそうです。
この第二巻は遊べるという意味でとても好きだった。私の感覚では探索の一巻、遊びの二巻、雰囲気の三巻という印象だ。
二巻はスタート時に買い物ができるようになっていて意表を突かれたのを憶えている。コンピュータRPGと違い、ゲームブックの世界には先の見えない不安が絶えずある。いつ食料やポーションが尽きるか分からない中、店で自由に買い物できるなんてシーンを出されると飛びついてしまうのだ。
こう書いてみて思ったんだけど、コンピュータRPGにも進行上の縛りをうまく取り入れて買い物を楽しくするような工夫があるといいかもしれない。今のところ二大RPGである「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」ともに、経験した範囲ではショッピングが気軽すぎて貴重さが感じられない。貴重さがないとそこに感じる楽しみが少なくなる。
別にショッピングの楽しみが常に必要だというわけではないけれど、補給地点にたどり着いたときの楽しみを考えながら戦略戦術ゲームを考えるのもいいな、という話である。