トレハンゲームのプレイヤーは買うより売る方が多いことに注目する

以前、ブルーチップについて書いたときにストックしていた記事なんですが、どこかで無料修理5年保証の話をしていたら気が向いたのでポストします。

プレイヤーが気になるセリフ

RPGに出てくる店の主人が語るセリフを二つ考えた。

  1. 「当店自慢の切れ味鋭い長剣、お一ついかがですか?」
  2. 「その腰にある魔剣、ぜひ当店に売っていただけませんか?」

トレジャーハントの楽しみのあるゲームでは、最初のセリフより後のセリフの方が気を引く機会が多くなる。

ゲームでは買うより売る方が多いことに注目する

ウィザードリィのように宝探しの色合いの濃いゲームでは、アイテムを売る行為に対して特典をつけるとプレイヤーが楽しいかもしれない。

我々の日常生活と異なり、この手のゲームの主人公は買う回数より売る回数の方が多い。

冒険者は、その日の食事や切れた電球の球を買い付けたりはしない。それをやらせてしまうと、単純作業になってしまいプレイヤーが飽きてしまう。だからゲームでは買い物をする回数が少ないので、アイテムを買うときに優遇してあげても喜ぶ機会が少ない。

一方で、売る行為を頻繁に行うトレハンゲームは多い。古い装備品の払い下げはもちろん、冒険で見つけた財宝を売りさばき現金に換える行為は、場合によってはプレイヤーの楽しみのひとつになり得る。だから割引サービスよりも、高額買い取りのサービスの方が喜ばれることが多くなる。

アイテムの取引について思いついたネタ

ここからは取引に関するアイデア。何でもゲームのネタにしてしまう私のいい加減さがよく現れていると思います。

  • 会員になると安くアイテムが買え、高くアイテムを買い取ってもらえる店。あるいは売買時にポイントが溜まる店。プラチナ会員になると特典が!
  • 武器や防具の保証サービスに入っておくと、期間内に無償修理をしてくれる店
  • 武器や防具のアップグレードを安くできる店。アイテムは日々バージョンアップしているのだ
  • 不具合が見つかる武器や防具。不具合が発覚すると直してくれる店
  • 名声が上がって有名になったらブロマイド写真が売れたり本の印税が入ってきたりサイン入りのロングソードが高く売れたり
  • 懸賞やくじ引きや福引き。セーブデータのリロードを防ぐため時間差をつけて景品を明らかにする
  • 特定の店で使える商品券や割引券。さまざまな種類の店が登場するゲームで使えるかも

やはりブルーチップには夢があっていい

ブルーチップはきっとこんな風に溜まっていくのだ。以下の画像の中で、記号はアイテムの種類だったり店の種類だったりをイメージしている。深くは考えていませんが、きっとこれらの記号の価値は同じなんでしょう。シンプルなのがいい。

うーん、どうにかこう、もうちょっと見栄えのするデザインはないですか。

どうせならカタログも欲しい。