由来の不明な固有名詞に代替えの汎用名を与えてはどうか
以前、「説明できない固有名詞はRPGに出さない方がいい」(http://d.hatena.ne.jp/kumashige/20071129/1196271161)でアイテム名に関する切ない話を書いた(今読むとちょっと分かりづらいが勘弁)。
この問題を乗り越える一つの方法を考えた。
プレイヤーに対してイメージの伝達が不足しがちな固有名詞、とりわけアイテム名について、多くの人に分かる簡単な代替え名を割り振ってみてはどうだろう。
一つのアイテムに名前を複数割り当てておき、プレイヤーがいつでも表示を切り替えられるようにする。多くの人に親しみやすい汎用名と、プレイヤーには実感のわかない作者イズムの距離感を縮めようという試みだ。
(以下、名前はすべて思いつきです。思いつきっぽいところが元の問題なわけですな)
- ブラックホークソード → ロングソード+1
- 祝福の胴衣 → ローブ+2
- 逆王の冠 → 華美な標準性能の兜
こんな風に、「ブラックホークソード」などの固有名詞は、いつでも表示を右のものに切り替えられるようにしておくのだ。オリジナル名に取っつきの悪さを感じたプレイヤーは、おそらく右のカテゴリに切り替えるはずだ。
これができるタイプのゲームは限られると思うが、名付けに失敗しにくくする一つの方法として。