醤油を切らしていたとき

料理をしているとき、醤油などのメジャーな調味料を切らしていたときのガッカリ感が半端ない。張り切って作ろうとして、しこたま買い込んできた結果がこれである。

だけどその程度でめげていてはろくなものを作れないので、私は思い切ってもう一度買い物に行く。ところが、買いに出た先にも罠が待っていることがよくある。

両手が軽いものだから、つい他の商品に目が行って欲しくなってしまったり。醤油一本を買うことに集中するとしても「どの醤油を買うべきか。たまにはワンランク高価なものを買ってみるか」とか考えなくてもいいことを考え始めたりするのだ。

しかもその後、一本の醤油を手に長いレジの列に並ばねばならず、時間を浪費してしまう。

このような過程で徐々にエネルギーを消耗していき、すべての準備が整う頃には「もういいか今日はテキトーで」という感じの脱力感が沸いてしまうのだ。

はじめ料理を作ろうと張り切ったときのエネルギーがさまざまな問題と誘惑によって失われ、できあがったものが手抜きだらけになってしまう問題。何とかせねばならん。