自宅待機期間中の夜中に三國志13PK・その2

以下の要素が(善し悪しもあるが)あって、やっていて気持ちがいい。

  • 少数の精鋭を操作しながら、湧いて出る敵を次々と屠っていく快感
  • お気に入りの武将を身近に引き連れた状態「囲い込み」ができる(少人数限定)*1

能力次第なんだろうけど、姜維のような優秀どころでプレイしているとこれが当てはまる。

自分より優秀な奥さんを紹介してもらいまくり

本作には結婚のシステムがあり、異性武将だけでなく、ある程度仲良くなった武将の、養子を配偶者に迎えることができる。男性武将の場合は3人まで重婚可能。

武将の養子を配偶者とした場合、架空武将が生成され登場し、ちゃんと能力値を持っている。能力値は養父(養母)武将の能力と同じ傾向を持つので、優秀な武将の養子は優秀になりやすい。

今回、姜維は天才どころを養父に持つ妻を迎えてみたが、生成された妻の能力値がものすごかった。

統率 武力 知力 政治 槍兵/騎兵/弓兵適正 備考
韓信の養子 100 77 93 55 S/B/S 戦法「国士無双」は完全に養父譲り。軍師タイプなのに特技の「一騎」が4もある
項籍の養子 100 93 59 11 S/S/A 頭がからっきしなのが項羽らしい。戦法「不動」は養父と正反対
諸葛亮の養子 91 30 99 98 S/C/A 舌戦で妻に勝てる気がしない

お能力値を補うパラメータ「特技」は、3人ともボンクラでほとんど何も持っていなかった。親の能力がほとんど影響せず、そういう仕様のようだ。

3人とも、プレイヤーの姜維自身を凌ぐすごい武将で、これが絆武将としてそばに置いておけるのだからすごい戦力である。

*1:配下武将でプレイしていると自分が人事権を持たないので、君主の気持ち一つで配置転換され、好きな武将と離れ離れになることがよくあるが、これをある程度防止できるということ

自宅待機期間中の夜中に三國志13PK

世はコロナウィルス感染症の流行で大わらわ、私の仕事についても自宅待機の日が与えられ、つい夜更かししてしまう日が多くなっている昨今。

家庭事情でゲームできる時があまりないのだけど、それでも少しずつ進めているのがコーエーの「三國志13PK」であります。やめどきが分からなくなるゲームの一つ。

いわゆる全武将プレイが可能で、武将間の絆を増やしつつ(中華統一という目標を持つ事も可能だがそれだけでなく)自由な人生を楽しむゲームだ。

「出師の表」(227年)姜維で開始、在野から蜀の軍師へ

私にしては珍しく今回は好きな武将で。登録武将を何人か作り、かつオマケの古武将を一部登場させた上で、主人公に姜維を選択。

武将の中で育てる系統を選び、特化能力が強化されていくという「威名」というシステム、これまでだと将軍系で育てて足の速い「飛将軍」にもっていくケースが多かったのだが、今回は何とか蜀の軍師系を目指してみることにした。

私の中で姜維のイメージは軍師と言うより将軍だけど、姜維の性能は万能に近く、どんな道でもだいたいこなせる。プレイして気づいたけど、舌戦に強いとまでは予想していなかった。*1

ただし登録武将と仲良くなるプロセスも遊びたいので、在野開始としたかったのだが問題はそこだった。

姜維の在野シナリオがない

仮想シナリオに「姜維北伐」というものがあるんだけど、これは微妙で選ばなかった。開始が253年という三国志末期の状況では活躍武将が限られるし、何より姜維がいきなり蜀の都督ということで進行上の荷が重く、任意の武将と仲良くなる余裕がない。

私は前述の理由で在野武将としてスタートしたかったのだが、該当シナリオが一つもない。これが開始時に一番面食らった。

始めた227年「出師の表」シナリオで不本意ながら姜維魏の天水に所属しているが、このシナリオはやむなき選択だった。

時代的には手前の「五路侵攻」(223年)でも姜維は二十歳前後だし、主人公として選べても良いはず。なのに開始時の武将一覧に出てこないのだ。おそらく在野探索でもしないと登場しないステータスなので選べないのだろう。これが不満で、ニセ姜維でも作成して始めてやろうかと思ったくらいだ。

結果、「出師の表」で開始し一番にやったことは「下野」すなわち自己都合退職だ。いきなり信頼系パラメータが激下がりの状態でのスタートを強いられた。

商売がんばれ

在野に下りた姜維は、酒場で依頼を受けて小銭を稼ぎ、アイテムを3個購入。これによって商人プレイが可能となった。

このゲーム、仲間を増やそうと思うなら金とアイテムがあるに越したことはない。全てのアイテムを取り尽くすつもりで、商人・姜維のプレイが始まった。

*1:姜維は政治だけ平凡だけどダメじゃない(政治66)

移転について

2020年4月追記。当雑記はご覧の通りの見た目に変化しておりますが、「はてなブログ」のサービスとして編集できるようになっており、一時的に復活させてみます。なお下記2019年1月に記載したアドレス先も残しますので、ややこしい状態が続きますが要は継続の形を作りきれていないということです。あしからず。

以下、2019年1月の当エントリ内容。


当雑記を動かしているシステム(はてなダイアリー)の命運が尽きかけております。

当雑記の続きを以下に移転することにしました。

http://blog.kumashige.net/

旧記事については、現在ご覧頂いているこちら(はてなダイアリー)側に残したままで、しばらくは閲覧のみ可能だと思いますが、はてなダイアリーが完全停止する時が来ればそれもなくなります。

よろしくお願いいたします。

ボカした地図でA列車で行こう9が優しい世界に

A列車で行こう9(以下A9)に地獄マップ以外の生成地図を読込ませてあげたくなったこともあり、前回記事以降も試行錯誤した。

LandCreatorは元々、3Dマップに応用するために作ったわけではないのだけれども、A9のおかげで、3D化したときに凸凹がひどい地図が作られることは判明しているため、せめて斜面をなだらかにする処理くらいは入れてみたくなった。

LandCreatorにぼかし機能を追加

激しい凹凸を減らすにはどうしたらいいのだろうと考えていたが、学のない私が数学的な構造計算の理屈を知り得ているわけもなし。単純に、地図全体の標高数値に「ぼかし」を入れる処理を入れるくらいしか思いつかない。

今回も思いつきで付けた機能名で、いつもの事ながら自分の語彙力のなさに頭を掻いているわけでありますが。

機能の中身が人に伝わらないので大まかすぎる言い方をすれば、地図上のすべての標高を周りに合わせて平均化する処理である。

ぼかして8階調にして

前述の機能を追加して地図をボカし、8階調に落とした地図画像が以下である。(画像リンクになっています)

前回地図から比べると複雑そうな粒々が減り、相当簡略化された印象を受ける。これくらいシンプルにしないと、A9では開発しやすい平地は作られないということかもしれない。

A9に読込ませたら若干落ち着いた雰囲気に

上記地図画像をA9に読込ませた後の景観が以下である。(画像リンクになっています)

かなり・・・良いです・・・。

地獄っぽい雰囲気はほぼ無くなり、不自然な凹凸はあるけれども人が住める土地が増えた印象。

相変わらず20メートル単位の標高は少なく、駅の設置に適した場所は少ない。段々畑への駅設置可能面を増やすには、LandCreator側で階調数を変えたり、A9から高度設定を変えて読込ませたりといった試行錯誤を繰り返すしかない。

階調を下げなければどうなるのか

今回、地図上の極端な凸凹を減らすためにぼかしの処理を入れてみたわけだが、ぼかしの処理を入れるのみで階調数を下げない、すなわち標準的な256階調のグレースケール画像だとどういう地図が出来上がるのだろう。

以下、一つ目が最初にグレースケール化処理を入れた時の(ぼかし未実装時)256階調画像である。その次の画像は、ぼかし入りの256階調画像である。(画像リンクになっています)

見た目そのまま、ボケた感じの画像については、ぼかし処理が入っているという訳である。

上図2枚のうち、一枚目についてはA9に読込ませた際、鬼ヶ島マップが出来上がったことで衝撃を受けたわけだけど、二枚目のぼかし入りを読込ませたらどうなるのかを見てみたくなった。(画像リンクになっています)

自然かつ、なだらかな丘陵地がいくつも並び、よもや地獄マップとは呼ばせない感じがする。これが元・鬼ヶ島風マップだとは想像できない。

ここまで来ると、A9標準の地図生成機能に近づいてしまい面白みがない。出来上がる地図には平地が少ないので実用性が低いし。けれども普通の地図っぽい地形をプログラム生成することができたということで満足し、今回はここまで。

次なる地獄マップをA列車で行こう9へ取込

地獄のマップとなってしまった前回記事A列車で行こう9(以下A9)だが、LandCreatorに機能を追加し、酷すぎる凸凹をむしろ有効活用できないかと考えた。

階調を256も使って表現するから細かすぎる凸凹が再現されてしまうのだ。限られた色数に減色することで強制的に更地を増やせば、段々畑っぽい地図が出来上がるのではないか。

そう考えて、LandCreatorに色数を減らしたグレースケールの変換メニューを追加した。

(どの程度減色すれば良いのか見当が付かないので、色々試して実用になる階調を探そうと思い上のようにメニューを沢山増やしてみた。淡色のメニューは未実装。)

減色後の地図を読込ませた

前述の機能とA9を使って試行錯誤しつつ、無難そうな8色地図を今回は載せることにした。前回使用した画像を8色まで減色した画像が以下である。(画像リンクになっています)

上図はいかにも平たくなりましたというベタ塗り感のある画像だが、これをA9に読込ませたところ、以下のようになった。(画像リンクになっています)

ややっ・・・微妙。

段々畑のような台地が多いことについては想定通り、欲しかった更地は確実に広がっている。だが鬼ヶ島的な感じはあまり変わらず、トゲトゲしすぎていて実用にはまだもう一歩というところ。

平地に駅や建物を置くことは可能

試しに駅を置いてみたところ、開発に適した土地は存在するようだ。

ぱっと見の感想だが、マップには段々畑や切り立った崖、湖(水溜り)が大量にあるので、キチンと開発すれば奥行きの見え方がアスレチックやテーマパークのようで楽しめそうではある。

こんな風に、それぞれの高さに建物を置き線路を敷けば、未来都市みたいで良い。

高台に駅を置けない問題

段々畑に駅を置こうしたときに問題を発見した。今回のマップでは高台に駅を置くことができないのだ。

A9の駅は、標高20メートル単位の平地にのみ置くことができる。17メートルとか、33メートルとか、中途半端な高さの台地については手作業で20メートルや40メートルに高さを調整しないと駅を置けなかった。

LandCreatorの生成パターンを変えながら試したところ、駅を置くことが出来る高台が生成されることもあった。

LandCreatorの自動生成によって10の倍数メートルの台地ばかりを作ることは難しい。地図画像にどの階調コード(カラーコード)を使用したら駅を置きまくれる台地が作られるのかという点についてはA9開発元にしか分からず、私は想像しながら試行錯誤するしかなさそう。

前回記事から今回記事にいたるまとめ

  • LandCreatorで地図を生成してA9に取込むと人の住めない鬼ヶ島ができます
  • LandCreator生成地図の階調を落とすと少しだけ開発可能な鬼ヶ島ができます
  • LandCreatorで作られた高台にA9で駅を置くには、手作業による高さ調整が必要です
  • LandCreator生成地図をA9に取込むと、楽しそうな未来絵図を想像できます

高台について20メートル単位の調整をすることは難しそうだが、凸凹を少し丸める処理を入れることは可能だと思う。

A列車で行こう9にLandCreator生成地図を取込んで阿鼻叫喚

A列車で行こう9(以下A9)はついに最後のバージョンアップを終えたそうで、とうとうBGMがループしない問題と、高騰した土地を確保しづらい問題が解決されなかったなあとがっかりしているところでありますが。

晩年、様々な機能が強化された中で、最後に追加されたマップ(地形)の外部データ取込機能だけは、果てしなく気になるところ。

というのも当雑記ではかつてLandCreatorという地図(っぽいデータ)を自動生成するツール(http://d.hatena.ne.jp/kumashige/20050518/1116342957 アップされているモジュールは古いので使用はお勧めしません)の話をしたことがあった。しかし思いつきで作ったプログラムが地図を生成したところで何の役にも立たないし実際、活用した実績がないわけだが、このたび実装されたA9の機能を使えば、地図を取込んでゲームのマップに使えてしまうというのである。

私のプログラムが生成した地図を、3Dに可視化して見せてくれるというのだ。これを利用しない手はない。ということで早速、以下試してまいりました。


A9に取込む際の要件に解像度1024px四辺というのがあるので、LandCreator上で解像度だけ変更し、細かいコトを考えずポンと地図を生成してみたら以下になった。(画像リンクになっています)

問題はA9側の要件「グレースケール画像で」という点で、つまり輝度により陸の高さを決めるという仕様である。

上の画像を見ていただくと何となく分かるとおり、LandCreatorの地図画像は輝度で高さを表現するようになっていない。そもそもグレースケールではない。

そこでLandCreatorに、陸高に応じたグレースケール化機能を追加し、上の地図に適用したのが以下の画像である。(画像リンクになっています)

この画像であればA9に取り込めるはず。と言うことで早速取込んでみたところ。

おおー、成功した。読込に成功はしたが・・・

・・・どこの地獄ですかこれ。鬼ヶ島?哺乳動物が歩けるの?

LandCreatorは、惑星に生命体が誕生する前の世界を作り出すのに向いているような気がいたします。


LandCreatorが生成する地形は凸凹が豊富というか、A9デフォルトの地図生成機能のような美しい曲線を描くのに向いていないようだ。人の住めない鬼ヶ島向き。

美しい曲線のあるマップはA9本体の生成機能があるからいいとして、LandCreator側もこれではあんまりなので、もう少し手を入れてみることにした。

はてなダイアリー終了の知らせが来た

当雑記のシステム有料プランに申し込んだ直後ではありますが、なんと当雑記の提供元システム(はてなダイアリーのサービス)自体が終了するというお知らせが来たところであります。

実は既に、次期落書き帳としてレンタルサーバを借りてWordPressを動かし始めているのだけど、過去データをどう移行させるかが問題でして。実質、無理なんじゃないかと考えておりますが、紙でも何でも、画像とテキストはセットで残したいところ。

ところで、有料プランに支払った残りの料金分(はてなポイント分)は返還されるのだろうか。