炊飯器で作るチーズケーキが簡単!味はまあまあ…
先日、炊飯器を買い換えた。
古い炊飯器は、別に壊れたわけではないので、何か使い道はないかと調べてみたのだが。
おあつらえ向きに、「チーズケーキの作り方」が見つかった。なんと、炊飯器で簡単に作れるそうではないか(できない炊飯器もあるので注意)。どうせ壊れてもいい炊飯器だからと、菓子作りを思い立ったのでありました。
さっそく作ってみた。
新しく買った材料は、200g200円のクリームチーズのみ。あとは家に材料がありました。
で、今回は残念なことに、牛乳を入れ忘れた。ちくしょう、ぬかったぜ。
できれば牛乳のかわりに生クリームを使いたいところなんですが、生クリームは他に用途がないので、パックを開けてしまうと残りが無駄になる。牛乳なら普段飲んでいるので問題なし。そんなわけで、うちの場合は牛乳の予定だった。
ヨーグルトは使っていません。次回は使ってみたいと思います。
使用した材料
- クリームチーズ200g
- 卵2個
- 砂糖55g
- 小麦粉50g
- バター30g
- レモン汁少々
- (牛乳少々を入れ忘れ)
要は、これらを全部ボールにぶち込んで、かき混ぜれば材料のできあがり。
ただ、クリームチーズやバターが冷たい時は固くて混ざらないので、軽く火にあぶるか、レンジで温めてからかき混ぜに入ります。
いくつかのサイトでは、丁寧に卵黄と卵白を分けてメレンゲを作って……なんてことをやっているみたいですので、手間をかけてもいい方はそちらを参照してください。
かき混ぜがきつかった
ハンドミキサーが行方不明でしたので、あきらめて手動の泡立て器でかき混ぜました。
これがきつい。利き腕が疲れたら、逆腕に交代して休ませるなどして、なんとかトロトロに仕上げました。
余計な時間を食ってしまいましたが、本来はハンドミキサーであっという間に終わるはず。
あとは炊くだけ
材料ができたら、あとは炊くだけ。
釜の底の方に、バターを塗って、かき混ぜたブツを流し込みます。バターを塗っておくと、取り出すときに楽らしい。
二度炊きました。炊き終わるごとに箸を刺して、何もついてこなければOK。
炊く回数は、炊飯器によって1〜4回とばらつきがあるようです。
1〜2回ならいいけど、3回以上はきついだろうな……
出来上がり
まず感じたのは、強いチーズの香りです。
「炊き立てホヤホヤ」のチーズケーキはえらく香ばしい。市販のチーズケーキを食べるときはすでに冷えているため、あんまり香りがしません。この香りは、自作モノの特権かもしれませんな。
包丁を入れて切り口を見てみると、まるで黄色いカマボコか茶碗蒸しのようで、「ギッシリ」詰まったタイプのチーズケーキに仕上がった感じがします。
かき混ぜ方が弱かったのか、丁寧にメレンゲを作らなかったからか。たぶん後者です。もうちょっと膨らんで欲しかったんだけど、雑な作り方をしているので贅沢は言えませんな。
試食してみたところ、甘さについては、ややあっさりめになりました。ちょうどいい。
問題は食感で、ラップをかけ若干冷ました時点で食べてみたのですが、本当にカマボコのように引き締まって固い感じ。しっとり感とふわふわ感を同時に期待していたのですが、そううまくは行きません。
手抜き調理を行うと、食感では勝負が厳しくなるので、調味料(砂糖など)の分量を多めにすると、ごまかしが利くかもしれませんな。今回は逆に控えめにしてしまった。
冷やしても似たようなもの
冷たくすれば美味しくなるかもしれない。そう思い冷やしてみたのだが……
あんまり変わりません。初回はこんなものか。
次は材料をしっかり、ハンドミキサーもしっかり用意するつもりなので、もうちょっとおいしいものができると思います。
次がいつ来るかは分かりませんけど。