薬を飲んでふらふら

花粉症対策の薬を飲んだらふらふらになって、ため息ばかり出ます。そこら中に体をぶつけたり、スリッパを左右逆にはいたり。しっかりしろ我が身よ。


料理のレシピに「適量」と書かれているのを見て戸惑うことがある。こっちは「適量」が分からないからレシピを見ているのに、「砂糖を適量入れます」とか書かれていると、いったいどうしたらいいものやら。

そもそも「適量」という表現が便利すぎるのだ。どんな説明も「適量」で済ませてしまうことができそう。たとえばこんなのはどうか。

  • 芽が出たら水を適量あげてください(家庭菜園マニュアル)
  • 水を適量飲んで下さい(脱水症状を起こした患者に指導)
  • トイレでは、便器の中におしっこを適量出します(子供向けのトイレマニュアル)

だって、植物には水を適量やらねばならないし、トイレでおしっこを全部出したい人ばかりとは限らないから、こう書いておかないとひんしゅくを買うかもしれない。

「水を適量飲んで下さい」なんかは深刻な結末を招きかねない。言っていることは間違っていないが、「適量」の定義とは果たしてなんぞや。50ミリリットルか。10リットルか。水を過剰摂取しても体には悪い影響を及ぼすから、「適量」の判断が患者の生命を脅かしかねない。でも患者には「適量」を飲んでもらわないといけないから、こう書かないと。

……いよいよ薬が回ってきました。ただでさえ意識がもうろうとしているところへ、しょぼい料理を作ろうとして、くだらない記事を書いたら余計に眠くなってきました。どうやらこの記事も、もうろう会見になってしまったようです。薬をやめるか雑記をやめるか。私はやめる前に寝ようと思います。むにゅ。