ホワイトデーの三倍返しに怒濤の要出典

ウィキペディアのバトルにはニヤリとさせられることが多い。サイトの性質上、意見の突き合わせが必要であることは承知してるけど、失笑を誘う場面が多いことも確かで。

ホワイトデーの記事には「要出典」が大量についている。ここから書き手の心境を想像したりなんかして楽しい。

ホワイトデー

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%87%E3%83%BC

お返しは3倍返し

バレンタインデーのお返しは、3倍にして返すのが礼儀」とする言及が女性誌などでなされ[要出典]、安物のチョコレートをバレンタインデーに配り、ホワイトデーに「高価なお返し」を期待するという現象が一時期認められた[要出典]。しかし現在では、ホワイトデーに一切の返礼をしない男性も現れており、そのことからバレンタインデーへの反感が女性の間で高まった[要出典]り、バレンタインデーの習慣を「欧米なみに男女双方から贈ることに変えよう」とする動きも出ている[要出典]。その一方で、「バレンタインデーには男性が贈り、ホワイトデーは女性に気持ちを受け取ってもらえたお礼に、男性がまた贈る習慣にすべき」とのご都合主義的な意見もある[要出典]。

ということで暫定的に、私が遠隔コメントしてみたいと思います。

バレンタインデーのお返しは、3倍にして返すのが礼儀」とする言及が女性誌などでなされ

「三倍返し」は昔からよく聞く。

私が小中学生の頃、クラスの女子がこの話を持ち出して調子に乗っていた。もらった男子は三倍にして返すんだよーっと。

残念ながら返せないんだ。誰も投資してくれないから。

安物のチョコレートをバレンタインデーに配り、ホワイトデーに「高価なお返し」を期待するという現象が一時期認められた

ちょっと待って欲しい。三倍返しするとしても「安物」が「高価」になるとは限らないんじゃないか。

例えば「チロルチョコ1個」を渡したら「あめ玉3個」が返ってくることになる。そんなに高価には思えない。

女性が本気で3倍返しを期待しているなら、投資の時点で頑張るはずだ。

大人の女性が男性に贈るときは例えば、高価な財布・鞄・自動車などを渡す。もちろんそのお返しとして、カシミヤ百パーセントのロングコートや、高級ブランドのバッグ、家、ベンツ、大型ダイヤの指輪などを期待するわけだ。

あるいは体と人生の見返りを期待するかもしれない。五人の男性と一度ずつセックスしてあげれば、お返しに十五回もセックスしてもらえることになる。一度くらい妊娠するだろうから、結婚だって夢じゃない。

男性はホワイトデーから三日間がんばらないと。

バレンタインデーの習慣を「欧米なみに男女双方から贈ることに変えよう」とする動きも出ている

私はむしろ、毎日を男女共同のバレンタインデーにすべきだと思う。

プレゼントは好きなときに贈っていいものだと思うので、本当に習慣化を目指すなら毎日のやりとりをアピールしよう。わざわざ年に一度に限定することはない。毎日の方が素敵じゃないか。

「バレンタインデーには男性が贈り、ホワイトデーは女性に気持ちを受け取ってもらえたお礼に、男性がまた贈る習慣にすべき」とのご都合主義的な意見もある

「ご都合主義的」とがんばるあたり、書き手は二度も三度も異性にプレゼントをすることに抵抗があるご様子ですな。

だけどプレゼントは任意でやるもので、それを期待するのも自由だろう。

「世界中の男は毎日、あたしにプレゼントするべき」と思いこむのも自由じゃないか。

私は楽しければいくらでもプレゼントしたいと思います。商業が勝手に定めた制度が現実に沿わないなら、誰も従わないだけのことなので、「ご都合主義」という発想に繋がらない。まして自分が惚れた相手が、プレゼントをすることで口説き落とせるのなら、すぐに何かを贈ると思う。

ただ、プレゼントを贈らないとゴネるような女性に惚れる予定はないので、そうそう実行することはないだろうけど。


女性が大したプレゼントをくれないのは、お返しを期待していない証拠なんじゃないかなあ。

本気で三倍返ってくると思ったら、特に信じやすい女性なら、貯金をつぎ込んでいろいろな男性に贈ると思う。相手の好き嫌い関係なく。

投資の対象にされたことがない我が身、嬉しいやら悲しいやら。