アタリくじ付き菓子が少ない寂しさ

暑いのでアイスを買う機会を増やしている。

棒アイスを買いながら、昔はアタリつきの商品が多かったのに、最近はそういうところに遊び心が感じられないなあと思いながら。大型のスーパーでアタリを引いても、届け出てアタリ商品をもらいに行ける雰囲気がないというか、落ち着かない店内でそうする気持ちにならないだろうなあと、時代の変遷によって変わったものが商品だけではないことに一抹の寂しさを覚える。

昔は、小さい酒屋や駄菓子屋でくじ付き商品を買うことが多かったので、子供と店員の距離が近かったし店内も落ち着いていたから、気軽にアタリを交換できた。

そういえば、子供時代を通じて最後まで入手できなかったチョコボールのアタリ「金のエンゼル」、いまだに存在するそうで。30年前は存在そのものを疑っていたけれど、ネットを通じて証拠品を目にするようになった昨今、羨ましいと思うと同時に自分もまた探したくなってくる。


菓子の多様性や味の工夫は、30年前よりはるかに進んでますな。

食べて美味しいと感じる機会は現代の方が多い。