復活・・・したつもり - 熊恭太郎雑記

ちょっと前にDVDドライブを交換したばかりなのですが、その後もPC各所が悲鳴を上げている状況が続いておりまして。あれ以来、CPUファン２が完全に故障、さらにディスクアクセスが異常な状態が１月中旬頃より続いておりまして、普段はだましだましマシンを使いつつ、その対応に腐心しておりました。慣れぬ作業が続いたせいか精神的に疲労困憊。命綱のマシンが危機の連続というのは心臓に悪い。

といっても今はほっとしています。ほっとしすぎて何もしたくない気分。

というわけで、溜まっていた録画データのエンコードやら、ゲームの開発データ確認やら、ディスクの残量チェックやらをダラダラと始めております。

マシン整備が完了した途端、マシンを使う仕事に怠惰になる。まったくこの性根なんとかなりませんかね。少しくらいマシンが壊れている方が、緊張感が持続して私のためになるのかもしれません。

部品交換のため、久しぶりに秋葉原に出撃。ここで買い物をするのは何年ぶりだろう。駅前にでかいビルが建っていることにも驚いたが、治安も悪くなったのか白バイがサイレンを鳴らしてオートバイのにーちゃんを捕獲した場面を目撃。風俗スレスレのメイドカフェができたりオタク狩りが増えたりと、巷では微妙な話題も増え始めているようで。かつて昼食をとるために喫茶店を探して歩きまくらなければならなかったときのことが嘘のよう。

そんなわけで地元も含めて、いろいろな店を回ってSocket603用のファンを捜し歩いた。CPUの冷却システムについては結果として秋葉原で足を使ったおかげで直ったと言ってもよく、かの地の偉大さを身にしみて感じた。それぞれの店員にPCのことを尋ねると実に精細な答えが返ってくる。

私「ソケット６０３用のファンはありませんか？」
店員「Xeon用は…、申し訳ありませんがウチではもう扱わない商品になってしまいました」

これ自体は精細な答えというわけではないのだが、その一端が分かるやりとりでありまして。Socket603と聞いてぱっとXeon用と答えられる店員など、私の地元にはおりますまい……。

何にせよ、かなり規格外ではあるものの、店員の教えに従って工作したところなんとか新しい冷却システムが完成。一時期は水冷にしようか、とか、冬はマシンを外に出して作業しようか、とかいろいろ無謀なことを考えていたが……。

ようやくまともな日常が戻ってくる予感がする。