はてなフォトライフの容量がいつの間にか増加している

画像を保存、公開できる「はてなフォトライフ」サービスの上限容量が、いつの間にか拡大していた件について。

かつて、無料ユーザーは3MBだった「はてなフォトライフ」の容量制限、いつの間にか容量30MBと、10倍に増加していることに最近気づいた。

はてなダイアリーを有料で利用している人は、100MBまで使えるらしい。


これまで「はてなフォトライフ」は、保存する画像の圧縮率に気を配って、ケチりながら使ってきた。だから最近では、128色未満のPNGばかりをアップしていた。たとえばこの画像。

http://f.hatena.ne.jp/kumashige/20061206233737

ファイルサイズは4KB。解像度の割にリーズナブルな画像ができあがるたびに「よっしゃ、またひとつ節約成功」と人知れず快感を得て、ほくそ笑んでいたあの日々が、もう無くなるということか。知らない方が良かったのかこれ。

一方では、「節約の快感に酔いしれる機会を奪わないでくれ」と堂々と言えない自分が嘆かわしくもある。どうせ使いきることができないくせに、容量アップを喜んでしまう自分がいるのもまた。もらえるものは何でももらえの精神。とことん貧乏性である。

そもそもこの「はてなフォトライフ」の目的は、生活まわりの情景を写した写真や、記念で撮影した写真を管理するためのシステムなのだろう。デジカメ写真が主ならJPEGでアップする人が大半だろうし、実写のJPEG画像はかなりの容量を食う。30MBというのはこれでも、大半のユーザーにとっては「多くはない」容量なのかもしれない。

でも、私のデジカメは重すぎて、外へ出たときに持ち歩くに適さない。周りの生活環境を写す使い方もあるが、そんなことをしたら大変なことになる。どこもかしこもゴミしか映らない。せいぜい、太った猫がブタのような顔を晒して寝ている風景があるだけだ。公開なんてとんでもない。

パソコン内の画像を、小さい容量でやりくりすることに快感を見いだすってのは、よほどの貧乏性でズボラでスケールの小さい奴であるような気がしてきた。