ブログスカウターの順位

先日、ブログスカウターの数値変動はよく分からないという記事を書いた(http://d.hatena.ne.jp/kumashige/20070911/1189507349)。

これを書いている現在、28ポイントになっている(毎日変動する)。1万ポイント中の28ポイントだから、異様に低いようにも思えるが、全体の順位を見ると、だいたい1万サイト中、五千番くらいのようだ。偏差値でいうと50に限りなく近いんだろう。

つまり当雑記は「普通」とか「庶民」とか「大衆」とかいう風に分類されるわけで。納得できるけど、なんとなくつまんない。世の中こんなもんか。

順位を見ると、98%のサイトが二千点未満であることが分かる。5千点を切るのが23位。なんという偏りだろう。これがネット格差社会って奴か(誰が言ったんだそんなこと)。よく分かるなあ、この話題性の偏り。

5千番付近を見て気づいたんだけど、全体の半数以上のサイトが30ポイント未満に配置されている。これってどうかなあ。30ポイント未満をチマチマと行ったり来たりしてもあんまり楽しくないんじゃなかろうか。だって満点の1%にも満たないんですぜ。数学や英語のテストで、百点満点中一点もとれない土俵で浮き沈みを見ても実感が沸かないじゃないか。「あなたは0.3点です。そちらは0.2点です」なんて。じゃあ0.1の差と、90点とってる人たちとの差ってなんなの、って話になる。

おまけに、これだけ低層に数が集中していると、数ポイント変化するだけで一挙に一千番くらい順位が変動してしまうこともあるから、細かい数値なんて「どうでもいい」とみなさざるを得なくなる。20ポイントも30ポイントも一緒だよと。その10ポイント差の内訳見せろと。ワシを抜いた千人は徒党組んで一体何やったんだと。

逆に上位では、百ポイント上昇してもランクが変化しなかったりする。苦労して千ポイント上昇させても二つ上がるとか、三つ上がるとか、そういう世界の話になるわけだ。

以上の通り、1万度数で評価を行う限り、このような偏った結果になるのが現実である、とする論理があるならば、それはそれで、あって構わないと思う。

だけどブログに付与する機能として価値あるものにするには、もう少し分かりやすい基準や、楽しくなるような基準が欲しい。

この際は別のポイント制を設けて、「庶民の中の評価」みたいな機能もあるといいかも。相対評価じゃなくて、参加者が常に満点を維持することを目指せるようにする機能とか。


一万点を獲得し、栄えある一位に選出されているサイトは、「きっこのブログ」というブログらしい(巨大ページなので開くとき注意してください)。

ちょっと観察してみたのだが、上位サイトは、大半が「超縦長」であることに気づいた。開こうとするとしばらくブラウザが固まるとか、ごちゃごちゃしていて見づらいページが多い。もしかしたらサイドにあるリンクの量とか、一度に表示される情報量なんかも影響しているのかもしれない(リンクされやすさとか。人気サイトになったあとでアフィリエイトだらけにしただけかもしれないけど)。

そのような事情があって、ブログスカウターの高評価サイトを見て回るのはかなり面倒くさい。っていうか二度と行く気にならないところが多い。有名な「眞鍋かをりのココだけの話」なんかは縦長でも重くないのに。

ちなみに http://mixi.jp/list_diary.pl というアドレスが1232ポイントの225位です。よく分かりません。

イケメンのセミヌード画像サイト(ちらりズムの巣 http://blog.livedoor.jp/fundoshi/)が207位です。私はノーマルなんで、男のカラダには興味ないんだけど、見るといいカラダが揃ってるなあ。撮り方がうまいせいか結構見入ってしまう。ゲイものAVとは決定的に違うね。サイトの作り方を見ても、テーマが分かりやすくてブレがない。更新が頻繁。こういうサイトは人気が高くても分かる気がする。