今年の巨人は頑張った?

今年の巨人は意外に頑張った。やっぱり最後の中日との直接対決で二勝一敗したのが大きい。最終的に、巨人と中日のゲーム差は1.5であるから、本当に僅差だった。あそこで一ゲーム差ぶんが縮まっていたら、気持ちの上で随分と違っていたように思います。

私が四月に予想した内容(http://d.hatena.ne.jp/kumashige/20070409/1176129212)よりも結果は良かったわけですが、今年巨人が獲得した小笠原(そして谷)の存在は、やはり大きかったように思います。

小笠原は長距離打者ではありますが、本質は四番よりリードオフマンより(一番打者より)だと私は思っています。去年まで盲目的にHRにしか興味を向けなかった巨人にとって、大いにプラスになったろうと思います。今年の巨人も大艦巨砲主義のケが残っていましたが、打率が高く防御率も良かったです。

まあ、圧倒的な得点力の割に、ギリギリのところで優勝したワケなんですが。なにせ巨人は昔から、自チームが勝っているときにバカスカ打つのが大好きですからねえ。投打共に、力ワザで底上げされた結果、なんとか優勝にこぎ着けた、といったところでしょうか。