Elonaクリスマスバージョンを試したこと

Elonaのクリスマスバージョンが気になっていた。何しろ、大がかりな更新があった「ノイエル」のすぐ脇に自宅があるもので、試したくなった。

それにしても、リアル時間のクリスマスに合わせてクリスマスバージョンを出すとは粋な作者ですな。(この記事は年があけてから間もなく書きました。新鮮でした)銀世界は大好きです。

イベントはすぐに起きた。ゲーム中の時間で12月に祭りが開かれるようだ。街に入ると雰囲気がいつもと違う。

ジュア教の祭りらしい。ジュア像が飾られてた。どうも今回はこの「ジュア祭り」がメインのようだ。人が大量にいる。

「見ろ人がゴミのようだ」

確かに。

この祭りでは改宗を勧められる。バイトの勧誘ねーちゃん(?)がいた。

ジュア教に入れば「ジュア様の抱き枕」をもらえるらしい。なんという必死な神様だろう。

そんなわけで誘惑に負けてみた。ジュア様ばんざい。

抱き枕ゲット!セリフを見ると、ジュア様はツンデレのようです。

あとで確認したけど、抱き枕はただの置物のようで特別な力はないみたい。家に飾っておきましょう。

祭りをぶらつくと、サンドバッグが置かれていて、かわいそうな誰かが吊されていた。

みんなで仲良くタコ殴りにした。サンドバッグを殴りまくるとスキルが上がるんです。吊されているのはマニ教の信者らしい。他教徒に厳しいのかジュア様は。

あと、祭りには、普段一人もいないノイエルに「娼婦」が多数出張ってきてます。稼ぎ時ってことだろうなあ。そこら中で気持ちいいことしてます。

しかし、ノイエルといえば多数の子供の街。おかげで子供が娼婦を買う姿が目立つ。さすがElonaだカオスすぎる……。

娼婦を買った子供の側はお金を持っていないのか、コトが終わったあとでブチキレた娼婦によく殺される。おかげで雪上はミンチだらけ、真っ赤です。

そんな中、すごい光景が。

名物「火の巨人」が気持ちいいことしてた。というか仕事を受ける側……大丈夫なのか!?

いや案外、巨人のは体の割にたいしたことないのかもしれない。

それと右下に置いてあるバイクは、飾りじゃなくてNPCらしい。話しかけると素っ気ないけど、ペットにして乗ったりできるってことかね。

最後に、出店が多数あったので、土産物をいろいろ買って参りました。追加された新アイテムがなにやら面白いです。ミニチュアツリーとか餅とか、季節ものが多いようだけど……

新アイテムの目玉はなんといっても「階段」だと思う。はじめ、店で売っているのをみて笑ったけど、すごいアイテムですねこれ。

買うときは、「昇り階段」と「降り階段」を同じ数ずつ買わないと無意味です。ちょっと高価で、昇降セットで買うと一軒の「セレブ邸」より高いという不思議はさておき。

階段は自宅で使うと、二階や地下が作られて移動できる、という代物らしい。自宅で使うだけで二階や地下ができる。いきなり。

相変わらずカオスな世界っぷりですが、こういうのがElonaのウリです。たぶん。

階段で移動した先は最初から開拓されていて、そのことも不思議なんだけど、広さも置けるアイテムも、一階と同じ容量があるので、なるべく大きな家に建て替えてから階段を使った方が“有利”なようです。家を建て替えてもなぜか、地下や二階の内容は引き継がれるんだって。

これだけ家を拡張できると、見通しのいいデザインエリアと作業場を分けて遊べそう。地下にサンドバッグや燭台だらけなSM部屋を作ってウヒヒとか。

気をつけなければならない問題があって、この階段は一方通行なのだ。すなわち、階段を使って移動した先で、逆の階段を持っていないと前の階に帰ることができないという!

なんというElonaだ……。

実際に階段で移動してみるとそこには、自由にデザインできる土地と、一本の「頑丈なロープ」があるけど、帰りの階段はない。

ロープが置いてある理由は明白だ。

手元に階段がなく、帰還の巻物もなく、どうやっても一階に帰れないときにこれを使えという意味だ。

そういえば、どこかのRPGに「デスルーラ」という言葉がありましたな。

実際には首を吊るより、階段から足を踏み外して死ぬことの方が多いと思います。階段の上り下りは相当スタミナを消耗します。気づくと瀕死になってる。

というわけで、以上の新機能は面白いけど、ハウスデザインする暇がないのでありました。