価格コムのウィルス対策

ブラウザから閲覧しただけで感染してしまうウィルスだとか。今日現在、当該サイトの機能は一次閉鎖中で、感染した可能性のあるユーザーに向けて、対策方法がアナウンスされている。
http://kakaku.com/

時折、来訪しては情報収集していたサイトだったので、復帰を希望したい。

本件に関しては、暫定のまとめサイトができていた。うーん、素晴らしい。
http://musyoku-waste.hp.infoseek.co.jp/test/index.htm

私が常用しているアンチウィルス「McAfee」では今回のウィルスにまだ対応していないそうだ。木曜まで待て、とのこと。ただ、WebブラウザFirefoxの場合には影響無しとの話も出ている。

個人的に、あまり深刻には感じていない今回の件だが、実害として何が起きるか分からない不気味さがあって、全体的な被害は深刻に思える。感染源となる「書き換えられたサイト」はGoogle検索した限りでは他にもあり、中には今回の件で発覚し、緊急対策中のサイトもあるようだが、気づいていない管理人も実際にはいそうで、被害はまだ増える予感もする。

今更、セキュリティには最低限の努力が必要、などとこのページを読んでいる人に言う必要はないだろう。世に害悪をはびこらせる原因が「無関心」であることは間違いなく、「無関心ウィルス」に感染した人たちは恐らく、このようなページには訪れない。もしくは訪れても目と耳をふさぐ。ウィルスから身を守る心がけも、セキュリティに強い商品を作らせる厳しい目も、消費者が持つべきものだが、「面倒」の二文字がちらついただけで思考停止する人の何と多いことか。

……などと偉そうに言う私が、先日正体不明のexeを実行してしまい、慌ててセキュリティベンダに検体を送って調査を依頼した、などとは口が裂けても言えないことだが(返信で送られてきた定義ファイルでチェック済み)。

まっ、とにかく、それなりに用心しても罠にかかる奴はかかる。正直、この手の問題を私は苦手としている。一言で言うと、ドジなのだ。インフラ関係の管理人でなくてよかったと、心から感じている今日この頃。皆さんもお気を付けて。